まったり巡行

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【まったり自転車】はじめてのLUUPシェア自転車 <乗り日:2022年6月26日(日)>

ここ最近「LUUP(ループ)」の名は、時折目にする。

 

電動キックボードのシェアリングサービスで知られ、昨年から大阪にも進出してきているそうな。

 

ただし、LUUPはキックボードだけでなく、同じシェアリングサービスの中で、数は少ないものの、電動アシスト自転車(以下 電アシ)も扱っている。

 

本日、そのLUUPの電アシをはじめて使ってみた。

 

こいつがLUUPの電動アシスト自転車だ。
小さい車輪、短いクランク、可動域の小さいハンドル・・全体的に「小さい」のが特徴。ただし、見た目に反してかなり重量はある。

 

 

 


元々は、仕事がらみ(+宿泊系の株主優待券消化)のため大阪で一泊したついでに、ハローサイクリングか、ドコモ・バイクシェア(所謂赤チャリ)で町ポタするつもりであった。

 

そこで今朝、それらのスマホアプリを開き、宿泊地であるなんば近辺のシェア自転車ポートの状況をチェック。

 

すると、両社のポートが軒並み貸出不可となっていることが判明。

 

こんな状況。

 

 

これはどうしたことか。

 

実情を確かめるために、以前利用したことのある、宿近くのハローサイクリングのポートに赴いた。

 

すると、ビルの谷間に位置するそのポートは、ゴミと雑草で荒れていた。うむむ。

 

おそらく、このポートは廃止方向なのだろう。

 

他の稼働していないポートも、おなじ状況なのかな?

 

どうやらシェア自転車、ここ大阪都心部ではビジネスとして相当苦戦しているようだ。

 

 

 

さて、どうするか・・と思案した際に、フトLUUPのことを思い出した。

 

早速アプリをダウンロード、アカウント登録。

 

次いで、各ポートの状況を確認してみたところ、ほとんどのポートにはキックボードしかないようだ。

 

しかし、なんばの町を歩き、なんとか電アシをおいているポートに到達。

 

さて、自転車を借りよう。

 

ほとんどキックボードだが、1台だけ自転車があった。

 

ただ、LUUPは貸し出しの手順が、ドコモバイクやハローサイクリングと少々異なる。

 

まず、スマホアプリで電アシのステム付近に貼られたQRコードを読み取り機材を指定→ロック解除。

 

そして、最初の時点で、返却予定のポートを指定する必要がある(※後から変更も可能)。

 

ポートは淀川以東の都心部近辺にしかないので、適当に阪神野田駅近辺のポートを指定。

 

少々まごつきつつも、これら一連の作業をこなし、いざ出発。

 

 

 

LUUPの電アシは、かなり小ぶり。特にホイールの小ささが目を引く。そのため、自歩道のゆるゆる走り程度しか出来なかろうと思っていた。

 

ところが、実際に走り出すと、印象は一変。

 

その強力な電動アシスト機能に驚いた。

 

一般的な自転車に比べて、クランク長が極端に短く、漕いでいるというよりは、足をチョイチョイチョイと回しているだけの感覚。

 

しかし、ちょいと回すだけでグイグイ進む。

 

こいつは「電動アシスト自転車」というよりは、ほぼ電動自転車だな。いわばクルマのアクセル代わりに、自転車のペダルが付いているといった形。

 

動作の開始・停止と速度制御の伝達手段として、ペダルを回す動作を利用しているという感じだ。

 

ペダルを踏む充実感は無いが、これはこれで、面白い乗り味だ。

 

そのため、ゴールに設定した野田にはまっすぐ向かわず、ぐるぐる寄り道。淀川河口エリアを気持ちよく流す。

 

しかし、その途中でフト気が付いた。

 

この電アシ、バッテリーが切れると、相当しんどいことになりそう。

 

もしバッテリー充電を使い果たしたら最期、そこからは激短クランクのペダルをひたすら踏んで、この重くて車輪が極小の自転車をポートまで運ばなければならない(一応チェーンはついているので、バッテリーが切れても自走はできると思う)。

 

本当はもっと長く走っていたかったのだが、その危険性に気が付き、寄り道は適当に切り上げ。その後は九条経由でまっすぐ野田のポートを目指した。

 

無事、阪神野田のポートに到着。

 

 

 

返却手続きも、ハローサイクリングや赤チャリとは異なる。

 

まず、ポートの地面に描かれた枠内に自転車を止める → 手動で後輪をロック。そして、返却証拠写真をアプリで撮影し送信。

 

これにて返却完了。使用料金が計算され、アプリに表示される。

 

ゴールのポート。やはりほとんどがキックボード。

 

 

 

それにしてもシェア自転車って、いろいろなスタイルがあって面白い。

 

果たして、LUUPは大阪都心部において、うまくビジネス展開できるだろうか。

 

今後の様子を見守ろう。

 

luup.sc