まだこの話題を引っ張るか! 今回も「ごく近場自転車旅行」関連の話なのだ。
▼ こちらが旅行記(?)の本編
土曜日の昼過ぎに、ハローサイクリング(以下、ハロサイ)のシェア自転車を放出(はなてん)のポートで借りて、気の向くままテキトーにペダルを踏み、大阪の町を走ったことはすでに書いた。
そのライド中に「今、どの辺だろ」ふとスマホで地図を確認した。ほう、喜連瓜破(きれうりわり)の近くか。そろそろ方向転換して宿に向かうか。
そこで気が付いた。
スマホのバッテリーが残り5%であることに。
むむ。これはやばいぞ。
ハロサイ自転車を返却する場合
近くのポートをスマホで探す → 返却可能かを確認 → 返却予約をして自転車をポートに持ちこむ
という流れを取る。
この日の宿泊地は難波方面(日本橋駅付近)なので、宿への道順と、宿近くのポートの有無をスマホでざっくりと確認。そして、バッテリー温存のため、スマホをシャットダウンした。
大阪の南部は馴じみがないが、カン頼みで走り、どうにか地下鉄の日本橋駅にたどり着く。
「さて、近くのポートの返却予約をするか」と考え、スマホを立ち上げる。画面が表示された時にはバッテリー残量3%。相当やばいぞ。
とっととハロサイアプリで、駅近隣の返却可能ポートをみつけ、返却を予約した。
そして、該当のポートを探したが、見当たらない。どこだどこだ? おなじ街角を何度もぐるぐる。
30分以内に返却できなければ自動的に予約は取り消される。その時にはバッテリーは死に絶えているであろう。焦る。
ようやくビルの谷間にポートを見つけ、返却完了した時には心底ほっとした。
▼ この小路の奥がポート。わかんねーよーーー!
さて、一泊したのちの日曜日は、同じポートで自転車を借りて、難波から伝法(でんぽう)まで走った。
ウォーターフロントエリアなので、大きな橋をいくつも越えるルートになる。電動アシスト自転車をスロープ押しのぼり。うう、重い。
ゴールの伝法川河口に到着し、そして、近くの返却可能ポートを探した。西九条駅方面に見つかったので、そちらに向かう。
ここには「横から爪ガッチャン前輪固定方式」の駐輪場があり、その一部がハロサイポートになっている。
ガッチャンと前輪ホルダーに自転車を突っ込み、付属端末のボタンを押して、返却手続き完了・・と思いきや、「通信エラー」と表示が出て、返却できない。何度やっても同じ。おいおい。
やむなく、スマホからハロサイのサポートダイヤルに電話をかけた。
オペレーターから、確認のため、ポートの場所や、ポートに残っているシェア自転車の番号などをあれこれ聞かれ、その後ようやく返却完了。やれやれ。
そこで思った。このエラーが昨日の返却時に起きていたら・・
それこそ、充電可能なカフェ等をスマホなしで探すか、今時見かけない公衆電話を見つけに走らないといけない。結構めんどくさいことになっていたと予想される。
結論。シェア自転車の利用時は、念のため予備バッテリーを!