前輪のタイヤが寿命を迎えたので、新たなタイヤを入手した。
従来に引き続き、MAXXISの「RE-FUSE」というクリンチャータイヤ(700x25C)。
これ以外、使ったことがない。
というのも、完成車に元から付いていたのがこのタイヤ。
タイヤは後輪のほうが早くすり減るが、前・後輪で異なるタイヤを履くのは見栄えが悪いから、前回交換時もMAXXIS「RE-FUSE」を選んだ。
今回も同じ。
「完成車しばり」からは、そう簡単に逃れられない。
もちろん、他のメーカーのタイヤが気にならないではない。
タイヤの寿命がもっと短ければ、異なるタイヤを試しても良いのだが、タイヤの寿命は(自分の使い方程度だと)年単位だ。
明らかに見た目が異なるタイヤを前後輪に装着した状態で、長期間使い続けるのは、やっぱり、ちょっとねぇ・・・
そんな思いから、MAXXISタイヤを使い続けている。
▼ MAXXIS RE-FUSE(マキシス リフューズ)
とはいえ、このタイヤをイヤイヤ継続使用しているわけではない。
「RE-FUSE」は、MAXXISの公式サイトによれば、同社のロード用タイヤの中で、最も耐パンク性能が高いとされており、それもこのタイヤを使い続けている理由の一つ。
競技無関係のロード乗りにとっては、軽さだの、転がり抵抗、グリップ力などよりも、パンク防止こそがタイヤに求める最優先事項。
気分よくライド中に突如発生するパンクは面倒であり、なるべく避けたいことは言うまでもない。
さらに、耐パンク性能は、安全面にも直接関わってくる。
パンクが発生すると、急にハンドルでの制動が効きづらくなる。それが急坂を下っているときに発生したら・・と考えると、ぞっとする。
その可能性は極力低くしておきたいものだ(※どんなタイヤを使おうともパンクの可能性はゼロにはならないので、下りの際は減速が重要なのはもちろんだが)。
では、タイヤは頑丈一辺倒が良いのかというと、そういうわけでもない。
せっかくのロードバイクだもの、フィットネスライド的な用途を考えると、やはりある程度は軽く、走りやすいものが望ましい。
そうなると、メーカーサイトの用途説明で「トレーニング用途」と記載されているグレードで、最も耐パンク性能が高いものが望ましかろう。
MAXXISの場合、それが「RE-FUSE」なのだ。
この調子でいくと、メーカーが生産をやめるまで、MAXXIS「RE-FUSE」を使い続けるんだろうな。
「完成車しばり」は、まだまだ続きそうだ。
▼ 気になるタイヤあれこれ。