先日、ロードバイクで神戸から姫路を目指したときの話。
西に向かって走り、JR西明石の駅付近で、国道2号から、国道250号に乗り換えた。
250号をしばらく走っていると、突如背後からビイィィー----!と警笛が聞こえてきた。
最初は気にしていなかったが、警笛は私のほうに近づいてくる。
警笛の対象は自分? なぜに??
そして、あきらかに意図して車体を近くに寄せた形で、オートバイが側を通り抜けていった。
どうやらそのオートバイが警笛を鳴らしていたようだ。
煽り運転か?とも思ったが、ちょっと気になることがあったので、自宅に戻った後、Googleのストリートビューで現場の写真を確認してみた。
場所はたしか、谷地をまたぐ形の、水平な陸橋であったっな。
ストリートビューをたどるうちに、記憶にある陸橋の場所にたどり着いた。
そして、陸橋の入口付近を拡大してよく見ると、「自転車は側道へ!」という表示板が確認できた。
その看板の場所から、下の谷地へ向かう形で側道が設けられていた。
件のオートバイの警笛は「自転車はそちらにすすめ」言っていたんだな。
なるほど、次回この道を通る際には側道側を進もう。
ただ、解せないのは、陸橋を走る本道に「自転車進入禁止」の標識がないことだ。
こういうケースは時々あり、私を惑わせる。
以前、近場ライドの際、同様の状況で自動車専用路に入ってしまい、たまたま近辺で作業をされていた道路関係の職員の人に止められたことがあった。
通常、標識を確認しながら走っているので、自転車進入禁止の標識がなく、文字看板(もちろん場所によって形式も異なる)だけの表示だと分かりにくい。
たまに「自動車専用路を自転車が走っていた」というニュースを目にすることがあるが、もしかしたら、それらも標識が無かった(もしくは分かりにくかった)故の進入かもしれない。
なぜ、標識がないのだろう。
自転車進入禁止の分岐路等には、文字看板だけではなく、標識表示をしてほしいところだ。