4月1日から自転車乗車時のヘルメット着用が「努力義務」になるという。
それを見据えて、自治体によってはヘルメット購入の補助金が出るそうな
期待を込めて、われらが神戸市について調べてみたところ・・「自転車乗車用ヘルメットの購入に対する神戸市の補助金制度はありません」(←神戸市公式サイトFAQより)とのこと。残念。
もし補助金があるなら、それを利用してロード用ヘルメットを買い替えようと思っていたのだがw
それにしても、努力義務ってヘンな言葉だ。
守らなくても、特に罰則はないらしい。
そんなゆるい「義務」で、どれほどの人がヘルメットをかぶるようになるものだろうか。
昨日小径車で出かけた際、街行く自転車をつらつら眺めたところ、ほとんどの人はノーヘルであった。
どう見ても、9割以上が素頭(?)だ。
4月に入ったら、急にヘルメット着用者が増えるのだろうか。
それとも、あまり状況は変わらず、努力義務は有名無実化していくのだろうか。
そのへんの推移にちょっと興味がある。
さて、自転車用のヘルメットというと、ロード乗りがかぶっているパキパキとした流線形ぽいデザインのものがまず頭に浮かぶ。
しかし、あれは、街乗りには向かない気がする。
まず、デザイン的に、普段着に合わない。
その上、寿命もある。
メーカーによれば、寿命3年が目安だそうな。
発泡スチロールを思わせる軽い樹脂で作られており、それがじわじわと経年劣化していき、衝撃吸収度が低下するという。
買い替えを考えると、あまり経済的ではない。
そもそもが「JCF公認 レース対応」であったりするので、街乗り用とは前提基準・目的が違うという面があろう。
▼ ロード用流線形パキパキヘルメットあれこれ
ちなみに、私は小径車で町乗りする際は、「lovell」というブランドのカスクを着用して出かける。
▼ こんなの
カスクとはいっても合皮と布でできた、頑丈なヘルメットという感じだ。
風通しを考慮したデザインがうれしい。
帽子を思わせるカジュアルなデザインは、普段着と合わせても、あまり違和感がない。
寿命についてはどうだろうか。
メーカーサイトを見ても、使用期限については特段触れられていない。たぶん壊れない限り使い続けることができるのではなかろうか(たぶん)。
町乗り用オンリーで末永く使うなら、ロード用よりも、こっちの方が経済的。
▼ lovellカスク 各種
▼lovellのカスクを買った時に書いた過去記事