ウェアを変える。
つい先週までは冬用の防寒ジャケット&パンツで上下を固めてロードバイクで出かけていたが、今日から春秋物だ。
グローブも春秋用。バラクラバなんて、もういらない。
自転車乗り衣替えの季節到来。
朝9時頃出発、国道2号(ニコク)伝いに、須磨海岸を左手に見ながら西へ。
それにしても気温の上昇が予想以上。
出がけこそ薄手のウインドシェルを上から着こんでいたが、それも途中で脱いでしまった。
一気に春がやって来た感がある。
快調に走り、折り返し地点と定めた大久保のブックオフに到達。何冊か本を買い、引き返す。
復路もニコクだが、途中ちょいと道を逸れる。
昼飯で寄りたいお店があるのだ。
西明石のあたりから少し内陸寄りの道を東へ。そして玉津付近に出たところで目指すお店「森友製麺所」に到着。
最近できたお店だ。
以前、この場所にはセルフのうどん店があり、気に入ってライド時にときおり利用していたが、残念ながらコロナ禍のうちに閉店。
しかし、最近このあたりを車で通りがかった際に、同じ場所に新たなうどん店がオープンしているのを発見!
建物も昔のものを利用している(いわゆる「居抜き」だ)。
これは自転車で行くしかない!と、その時から考えていた次第。
広い駐車場の隅っこに、邪魔にならない形でロードバイクを地球ロック。そして店舗に向かう。
中に入って驚いた。
店構えから、なんとなくセルフ系と想像していたが、そうではなかった。
中は大幅にリフォームされており、テーブル席多数。まるで和食ファミレス、あるいは最近の回転すし店のような内観だ。
そして一人客向けには隣としっかり間仕切られた個食スタイルのカウンターテーブルが用意されている。
そして注文は今風にタブレットから行う。
おそらくこれはアフターコロナを見据えての店舗設計なのだろうな。
たしかに、セルフ系のうどん店は、コロナの感染対策という面では、かなり脆弱といえる。
お約束の天ぷらピックアップなんて、客が居並ぶ空間に、無防備でさらされているわけだからね。
私はあまり気にしないタイプだが、このご時世そうでない人も多かろう。
このような店舗づくりは、今後のトレンドになるかもしれない。
さて、個食テーブルにつき、メニューを見る。
うどんだけでなく、サイドメニュー的な寿司、丼も充実。それらのセットメニューが中心のようだ。
うどんは「並(麺350g)」と「小(200g)」があり、「並」だと大盛展開無料だそうな(なんと500g)。大盛の丼セットなんて、すごいボリュームになりそうだ。
ただ今日のところは、朝食を食べてからそれほど時間がたってない胃袋と相談し、ここは無理せず、かき揚げざるうどんの「小」を注文。
テーブルには「麺の茹であげまで15分かかる」との表記がある。麺へのこだわりもセルフ系とは違うね。
そんなことを考えているうちに、お待ちかね「かき揚げざるうどん」の到着。
たっぷり入っているので、ネギ好きの私にはうれしいサービス。
うどんがつやつや、光沢を帯びている。
おお、これはなかなかにハイクオリティなうどんだ。
食感つるつる。うまい。
玉ねぎ主体のかき揚げは、歯ごたえシャクシャク。うどんに合うね~。それにしても、ライド中に食べる揚げ物はどうしてこんなにおいしいのだろう。
今度来るときは、しっかり腹を空かせて、うどん大盛+揚げ物を注文してやろう。
それにしても、冷たいうどんを食べたのは久々だな。
こんなところにも、春の訪れを感じた。