早いもので、今年の折り返し地点間近。
そんな6月末頃にやってくる恒例行事、それが仕事での棚卸。
早朝から現場倉庫のある大阪府東部に向かうのがしんどいので、宿泊系株主優待券の消化を兼ね、今年も梅田で前泊することにした。
さて、棚卸前日は出社し、終業後、宿へと向かう。
その道すがら、晩飯にふさわしいカレー店をスマホ検索。
すると「アイリッシュカレー」なる店名が目に入った。
アイルランド系のカレーって、なんだ?
どうにも気になる。
ま、行けばわかるさ。
梅田のちょっと奥、御堂筋線の中津駅に近いあたりに、そのお店はあった。
木のドアを押して中に入ると、L字型のカウンターが目に入った。空いている一番隅っこの席に座る。
メニューボードの筆頭、「アイリッシュ ポークカレー」を注文。
ボードの説明によれば、ギネスビールで煮こんだポークが自慢だという。このへんが「アイリッシュ」なのかな。
晩飯なので、副菜もほしいところ。サラダも注文。
そして、ギネスビールも。明日は早いので、一番小さなサイズで抑えておこう。
先にビールとサラダが出てきた。「ゆずしょうゆドレッシング」をかけたサラダでビールをちびちび飲みつつ、カレーを待つ。
そして、やってきたカレーがこちら。
こんもり盛られたごはんの上に、ポークが折り重なり、岩山のような外観を形作っている。
事前のスマホ検索で、カレーの姿は知っていたが、想像よりも一回りボリュームがでかい。
さて、とろみのある黄色いルーをたっぷりかけて、一口。
う~ん、まったり、旨口。
しっかりした深みのある味わい。しかし、くどくない。
スパイシーさは抑えて、やや甘口・・と最初見せかけて、あとからスパイシーさがじんわり顔を出す。
これは美味しいな~。
お店がイチオシするポークは、しっかり下味が感じられウマい。カレーでグツグツ煮込んだウマさとは異なる独特の味わいだ。
しかも、ポークの量、たっぷり。
最後に残ったポークをアテにして、ギネスビールを飲み干す。
いや~、前泊のおかげで、良いカレーに出会えた。半年をしめくくるに、ふさわしいカレーであった。