まったり巡行

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【まったり自転車】きつねに短く、たぬきに長し <乗り日:2023年09月18日(月・祝)>

このところ週末に所用が多く、自転車に乗る機会がすくない。

 

乗れたとしても、翌日が仕事の場合は、疲れを残さないように、短時間にとどめる必要がある。

 

加えて、9月とはいえ、日中は気温が余裕で30℃を超えてくる今日この頃、近場でサクッと走って切り上げたいところだ。。

 

とはいえ、短時間ライド用に設定した定番ルートばかり走るのもマンネリ感がある。

 

どこか近所で面白そうな道路はないものか・・

 

そう考えてネットで調べていると、神戸の急坂をテーマとした記事で、気になる坂をみつけた。

 

その坂の名を「きつね坂」という。

 

なんでも、「最高勾配 42.6%」だそうな。

 

▼ 参考記事

note.com

 

40%超え!? ホンマかいな。

 

しかも場所を見ると、須磨区内。なんとご近所ではないか。

 

▼ GoogleMapで検索すると「観光名所」と付記表示される。私が知らないだけで、有名な坂のようだ。

 


9月の3連休の最終日、この日は時間が取れたので、ロードバイクできつね坂に行ってみることにした。

 

きつね坂があるのは、山陽須磨駅からやや西に進んだところ。

 

きつね坂入り口。国道2号に接続しているので、幾度となく前を通り過ぎている。そんな有名な坂がすぐそばにあろうつゆしらず・・

 

さて、自分のロードバイクは、フロントギアがチート感のあるトリプル。とりあえず、一番軽いギアに予めセットして坂にとりつく。

 

登ってみると確かにキツイ坂ではあるが、距離が短いので、すぐに登れてしまう。拍子抜け。

 

きつねだけに「化かされた」感がなきにしもあらず。


その後は、坂の上に広がる住宅街をぐるっと巡ってから下りてきた。

 

さて、今度はきつね坂を下る番だ。

 

上から見たきつね坂。勾配が本当にきついのは、一瞬だ(写真矢印の箇所)。

 

確かに上から見ると、かなり急勾配に見える。あのカーブの内側が瞬間最大風速的に、例の最高勾配なんだろうな。


ブレーキレーバーをぎっちり絞り、ゆっくりときつね坂を下りきる。

 

 

 

さて、このきつね坂付近の登り下りだけでは、ライドとしてあまりにも短い。そこで先ほど見かけた、山陽須磨駅のすぐ横に位置する、隣の坂道も登ってみることにした。

 

ちなみに、後で調べると、こちらは「たぬき坂」通称されているそうな。

 

まさに「狸穴(まみあな)」という雰囲気のたぬき坂入り口。

さて、短いトンネルをくぐった先に伸びるたぬき坂は、一定の急勾配が続く直登だ。これはキツそうだ。

 

きつね坂よりも、たぬき坂の方が、ぜったい難易度高い。

 

我が貧脚をかんがえると、フラフラ・ヨタヨタ登りになるのは避けられそうにない。

 

ただ、道幅が狭く、さらに駅の隣道というロケーションから歩行者もそれなりに多い。

 

安全性を考えると、少なくとも自分が自転車で登るのははばかられる状況だ。

 

考えた末、あきらめて、今回は自転車を押して登るw

 

きつね坂は登攀としては物足りなく、たぬき坂は自転車の登攀にイマイチ向いていない。

 

帯に短く、たすきに長し・・ならぬ、「きつねに短く、たぬきに長し」といったところか。

 

それにしても、近場でも知らないスポットがいろいろあるものだ。