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【まったり自転車】ヒヤリハット・コレクション #4 ~ ハンドサイン(手信号)が難しい局面 <不定期連載>

今日、ロードバイクで近場を走った時のこと。

 

朝から天気があやしく、どんより曇り空。そのため、天気が崩れてもすぐに自宅に戻れる、近所の周回コースを走ることにした。

 

「近場ぐるぐる」と呼んでいる、ちょっとしたアップダウン含みの定番コースを3周。2時間ほどのフィットネスライド。

 

3周走り終えて、ちょっとした買い物をして帰ろうと、街中のほうに進む。

 

交通量が多い交差点に差し掛かかり、ゆっくり進む車列に続いて直進。十字路を通り過ぎようとしたその時。

 

なぜか前の車が急減速。そのまま一旦停止するかと思わせて、しかし再び走り出すそぶりも一瞬見せつつ、結局一旦停止・・という不思議な動きを見せた。

 

そんなイレギュラな動きを見て、当方もあわてて急減速。

 

その車はやや路肩に寄せ気味で停止してしまったので、その車を追い抜く必要がある。

 

何年もロードで走っていると、挙動不審な車というものは稀に見かける。この車もそうかもしれない。

 

その車がふたたび急発進しないか、唐突にドアを開けないか、そういったことに警戒し、十分な距離を取りつつ、ハンドルを右に切って、その車をパスした。

 

走行中の道路は片側2車線なのだが、幅員は狭目なので、追い抜きの際に、隣の車線にややはみ出た。その際に後方からくる車にクラクションを鳴らされた。

 

ああ、たしかに隣の車線にはみ出すときに、ハンドサイン出すべきだったな。

 

後ろからの車からすれば、急に横の車線から自転車がはみ出してきたように映ったのであろう。

 

 

 

ただ、上記の「前の車がイレギュラな動き→当方は右側に膨らみつつその車をパス」の一連の流れは、ほんの数秒間のこと。

 

走りながら、とっさに判断し、行動した形だ。

 

このような急なハンドル操作が必要な場合に、片手をハンドルから外して、ハンドサイン出せるものだろうか。

 

現実的に難しく、危険を伴う面もある。

 

そう考えると、ハンドサインて、不完全な手法に思える。

 

 

 

ちなみに私は自転車で車道を走る場合、普段はハンドサインを極力出すようにしている。

 

そうしておけば、周囲の車から「むやみに車道を走っている自転車ではないな」と認識してもらえる(思う)。

 

おそらく、上記のシーンも、ハンドサインが出せていれば、おそらくクラクションを鳴らされることも無かったろう。

 

ただ、とっさの判断、ハンドル操作が求められる際には、ハンドサイン現実的ではない。

 

なかなか難しいものだ。

 

 


余談だが、自転車用のリアウインカーなるものが、現在各種市販されている。

 

これを使えば、ハンドサイン不要だろうか。

 

とはいえ、形状的に小さいので、日中、後方の車から見えるものだろうか(主に夜間走行用なのかな?)

 

ちょっと気になるアイテムではある。

 

▼自転車用ウインカーいろいろ