このコースを走るのは、わりと久しぶりだ。
さて、いつものように、田園風景を眺めつつ、明石から県道52号を北上。そして、西神中央のニュータウンエリアへと登るスロープ状の道路にさしかかった。
すると、そのスロープ道路のあたりに、建設中の高架道路が現出していた。
たしかにスロープ道路のあたり、以前から長らく工事をしていた。しかし、その内容は気にしたこともなかった。なるほど、高架道路を作ろうとしていたのか。こりゃ、大規模工事だな。
工事中の高架道路は西側の山間から現れ、東の山地に向かって延伸中。ごく低い山(というか丘)なので、上を乗り越えていくのだろうか。それとも掘削がらみの工事になるのだろうか。
それにしても、その高架道路、自転車は走れるんだろうか。そう考えると、途端に工事内容に興味が湧いた。
付近を見渡すと、一般向けの説明ボードを発見。
内容を見てみると・・・なんだ、バイパスか。「神戸西バイパス」というらしい。自動車専用道路だな。
じゃあ、出来上がっても、自転車は走れないな。残念。
ただ、せっかく興味をもったので、自宅に戻ってからこのバイパスのことを調べてみた。
国土交通省系の「兵庫国道事業概要」という公式サイトがあり、そちらに西神戸バイパスの詳細説明があった
なんでも「神戸西部地域は、関西と九州・四国を結ぶ東西交通の拠点であり、交通混雑が著しい地域」であり、そのため、第二神明からの枝線的なものを作ろうとしているようだ。
大久保と玉津の間あたりにジャンクション(JCT)を作り、伊川谷ICの北方に位置する永井谷JCTまでを、現在敷設中の道路で結ぶことになるらしい。
そうすれば、明石近辺から、有馬や三田方面に一気に抜けられる自動車専用路が完成ということだ。
それにしても、人口減少と言われる中、未だ道路インフラは新しいものがどんどん出来るもんだな~。
ま、このあたりの自動車専用路が便利になり、九州・中国方面からやってくる大型車が、そちらを利用してくれるようになれば、明石~神戸間の国道2号は、もっと自転車で走りやすくなるのかもしれないな。
そう考えれば、多少は自転車乗りに好影響はあるかもね。