まったり巡行

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【神戸カレー】キッチン シロクマ【和田岬】<食べ日:2023年10月21日(土)>

スマホのニュースサイトを見ていると、近場ローカルな生活情報的ニュースが表示されることがある。

 

そんなローカルニュースにて、近くにカレー店が出来たことを知った。

 

場所は和田岬

 

ほほう、ちょうど本日、JR兵庫駅方面に行く用事があるのだ。

 

兵庫駅から和田岬までは、そう遠くない。

 

自転車で出かけ、和田岬方面へと足を延ばすことにした。

 

 


さて、用事を済ませて、午前11時半過ぎ。今から向かえば、お店につくのは正午ごろかな。丁度いいタイミングだ。

 

曇天模様の空の下、秋風に吹かれながら、折りたたみ小径車のペダルを踏む。

 

昨日まで、日中結構暑いくらいだったのだが、今日は一転肌寒い。携帯タイプのウインドブレーカーを持ってきたのは正解であった。

 

秋の訪れをしんみり感じつつ、和田岬エリアに到着。

 

和田岬といえば、三菱重工が鎮座する工業地帯というイメージが強いが、JR和田岬駅付近は、小規模ながら古くからの商店街がある。

 

その中に、目的のお店「キッチン シロクマ」はあった。

 

看板には「カレーと晩ごはん」とあるが、ランチもあり。おそらく平日の夜は、三菱重工帰りの人たちでにぎわうのだろうな~。

 

お店の前に自転車をとめ、開け放たれたお店のドアをくぐる。

 

中に入ると、奥に長い店内。入口付近に4人掛けテーブルがあり、その向こうにカウンターテーブルが伸びている。

 

カウンター席に座って、メニューを探す。しかし、ない。

 

カウンター内のマスターに尋ねると、ランチはカレーのみらしい。

 

選択肢は「普通、大盛、メガしかないんですわ~」とのこと。

 

ミズテンでのメガはさすがに尻込み。普通と大盛で一瞬迷う。すると「普通と大盛、あんまり変わらない」とのこと。

 

おそらく普通盛りが結構量多めなのだろう。というわけで、普通で注文。

 

その際に「肉はゴロゴロですわ」とも言われる。これは期待できそうだ。

 

ほどなく供されたカレーがこちら。

 

おお~、大き目のお皿にルーがタップタプ♪ 福神漬けも好きなだけ取れる。

 

明るいルーの色が印象的。その中にビーフだろうか、お肉が見え隠れする。

 

手元のタッパーから福神漬けをたっぷりセルフ投下の後、一口。

 

サラサラ系とまではいかないが、粘度抑え目のルー。

 

見た目のイメージ通り、ポップで優しい味わい。

 

ちょっとシチューぽさも感じる。そして、マイルドさの奥底に、ピリッとスパイシーな要素が潜む。

 

するすると食べられるカレーだ。

 

そして、ルーの中に、お肉がたっぷり埋蔵金。これは、なかなかお得感がある。

 

煮込まれ、やわらかいが、程よく噛み応えのあるコロコロお肉だ。脂身がある程度付いているのもグッド。

 

途中、マスターから「カレーが足りなかったら、足しますよ」と声かけていただいたが、十分じゅうぶん。

 

食べ終えて、あとあじさわやか。うまかった。

 

そして、予想以上のボリューム感におなか一杯。あの肉量で800円、お得感ありの一皿であった。