朝起きてみると、やたら風が強い。
今年は異例の暖冬だが、もう春一番到来か?と思ってしまったくらい。
こうなると、自転車で出かけるのは取りやめ。そうすると、今日は何をして過ごそう・・
というわけで、急ぎでもない小用をすませに、電車で春日野道方面に出かけることにした。
さて、そのちょっとした用事を済ませたら、13時頃であった。どこかでカレーを食べよう。
神戸の都心、三宮から一駅しか離れていない春日野道。しかし、用事がない限り訪れることはなく、なじみが薄い町だ。
以前も一度だけ用事で訪れ、当地でカレーを食べたことがある。今回は、その時とは逆方向に歩いてみる。
東方向に歩を進めると、アーケード付き商店街が現れた。
前回来た時は、駅の西側にある市場商店街を歩いたが、それとは別に、東側にも商店街があったんだね。ここなら飲食店もありそうだ。
そう思い歩いていると、「ビーフ」の文字があしらわれた看板のお店目に入った。
一見ステーキ店かと思ったが、近づいて、店外に張り出してあるメニュー紹介を見ると、フライものを中心とした洋食店のようだ。
カレーもあるね。よし、ここで食べよう。
お店に入ると、4人掛けテーブル数席と、カウンター席。カウンター席はパネルで3つに区切られており、そのうちの一つに腰掛ける。お昼時をやや過ぎる時間帯だが、結構席は埋まっている。
さて、メニューを見ると、通常のカレーライスがある。加えて、トッピングバリエーションのカレーメニューもある。
こちらのお店はビーフがウリと思われるので、ビーフカツカレーを注文。
最初にコーンポタージュのカップスープが出てきて、そしてそのあとしばらく待つ。おそらくカツを揚げてから供されるのであろう。
メニュー全体の写真を取りたいので、カップスープには手を付けず、待つことしばし。そしてカツカレーのお出まし。
カツはいかにも揚げアゲ。カリッとしたコロモがおいしそうだ。
テーブル上にソースの小瓶があったので、カレーがかかっていない部分に、少しだけソースをかける。
そして、まずビーフカツを一口。
思った通り、クリスピー感のあるコロモがいい感じ。
先週末にもカツカレーを食べたが、そちらは最初からカツ全体をカレーが覆っているタイプのカツカレーであった。そういうコロモがしんなりしたカツカレーもおいしいが、カリカリコロモがカツカレーの王道であると再認識。
そして、このカレーは、明らかにカツが主役の一皿。
ごはんやカレーは、カツのお供。
カリカリビーフカツを食べるついでに、ごはんとルーを食べている感じ。
フライものを得意とする洋食店のカレー。
こういうカレーも良いではないか。