最近、ロードバイクで自宅神戸から加古川~姫路方面へと向かう場合は、国道250号を利用することが多い。
国道250号は、西明石から高砂あたりまで一直線に伸びる幹線道。
並行して走る国道2号よりも新しく、道路状況が近代的に整備されている。
歩道に沿って引かれた白線「車道外側線(以下 側線)」が概ねしっかりしており、ロードバイクで走るのに向いている。
ただ、ロードで走るたびに気になっていたのが、横の幅広歩道に設けられた自転車レーン。
歩道幅の半分を黄色く塗り分け、色付きの部分を「自転車通行帯」としている。
標識を見る限り、扱いは「自転車歩行者道」なので、その黄色い部分を自転車で走る場合は徐行せねばならない。
ゆえに、ロードで走る場合は車道側だが、その一方で「あの黄色い部分を折りたたみ小径車でゆるゆる走ったら楽しいのではないか?」という思いも抱いてきた。
ちなみに、この道路についてネットで調べたところ、当該区間は「明姫グリーンロード」の愛称を持ち、西明石~高砂で全長22.64kmとのこと。
これだけ長大で、複数の自治体にまたがる自転車レーンは珍しいのではないか。
幹線道だけあって、ロードサイドにはおいしそうな飲食店が点在。コンビニも多いので、小休止やトイレ休憩にも不自由ない。
さらに、JR神戸線と山陽電鉄の路線に沿って走るので、天候悪化や機材トラブルにみまわれても、輪行エスケープしやすい。
これらを考え合わせれば、「明姫グリーンロード」はポタリング系サイクリングコースとして、なかなか秀逸ではなかろうか。
そう考えた私は、折りたたみ自転車を持ち出し、その気になる黄色いレーンを実走してみることにした。
西明石の駅前エリアから国道250号に出たあとは、ひたすら西に向かって自歩道徐行。
自歩道をゆるゆる走っていると、ロードで走っている時とは道の印象が全く異なるのが面白い。
また、ゆるゆる走っていると「あ、こんなところに、カレー推しの洋食店が・・」とか、新たな発見がある。
加古川を超えたあたりで、以前から気になっていたカレー店を訪問(詳細は後日別途記事にまとめよう)。
途中空模様があやしくなり、雪まじりの小雨が時折ぱらつく中、全般ゆるポタモードで明姫グリーンロードを走り切った。
その後は、姫路まで車輪を延ばして、一泊(期限が今月末までの宿泊系株主優待券が残っていたので、そいつを消化)。
なお、一夜明けた後は、姫路の町はずれを走ったり、坂を登ったり、カレーを食べたりした後に、輪行で帰ってきた。
それらについても、別途ブログ記事にまとめよう。
(おまけ その1)
明姫グリーンロードで見つけた、建物が印象的な飲食店。
町中のお店と違って、建物が大造りで個性豊か。
次、このあたりを走る機会には寄ってみたいナ~。
(おまけ その2)