まったり巡行

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【立ち寄りカレー】クラウンカリー&ケバブ イオン明石店 【大久保】<食べ日:2024年2月16日(金)>

その金曜日、異例だが、職場の臨時休業であった。

 

ま、私にとっては通常の有給休暇となる。

 

ちょうど、平日しかこなせない小さな用事が3つほどあり、それらを片付けることにした。

 

その用事のうち、一つは明石の大久保方面へと出向かないといけない。

 

 

 

さて、まずは近場の用事(須磨税務署に出向き、確定申告に関する相談・確認)を済ませて、山陽電車で明石方面を目指す。

 

江井ケ島で下車、しばし歩き、大久保の町はずれで小さな用事(以前家族がかかった病院の医療費清算をするだけ)を済ませる。

 

この時点で正午を過ぎている。昼飯でも食べるか。

 

そういえば、JR大久保駅付近には、大規模なイオンモールがあったはず。そこに行けば、飲食店があるだろう。そう考え、テクテク歩き、目的の「イオン明石ショッピングセンター」に到着。

 

これまでも明姫幹線をロードバイクで走るとき、いつもそのイオンモールをチラっと横手に眺めて通り過ぎていた。しかし、中に入るのは今回が初めてだ。

 

スーパーと専門店がいくつか程度のモールかと思っていたのだが、店内案内を見て驚いた。3つのビル棟が一直線に連連なる形で、一つの巨大な商業施設となっている。こんなにデカいモールだったのか。

 

さらにモール内の情報を調べると、真中の棟に、レストラン街とフードコートがあるようだ。そちらを目指す。

 

次の用事までの時間を調整しないといけないので、多少長居できるフードコートのほうがいいかな・・そんなことを考えているうちに、真中棟に到着。その1階にフードコートはあった。

 

さて、何を食べようか・・フードコートに居並ぶ店舗を眺めていると、おお、インネパ(インド・ネパール)系のカレー店があるではないか。良きよき。

 

カウンター周りにはセットメニューから単品メニューまで、写真がずらりと貼ってある。

 

注文カウンターの周りには、メニュー写真がならんでいる。そして、定番のセットメニューは、注文しやすいように、各メニューに番号が振ってある。

 

そうなると、筆頭格と思しき、番号「1」のメニューを注文するのが礼儀であろう。

 

そのメニューは、ナンとサラダに、お店の看板商品「バターチキンカレー」、さらに「本日のカレー」が付くセットだ。

 

セットを注文すると、ドリンクが100円で付けれるとのことで、コーラも併せて注文。合計1320円。

 

料理ができ上ったら鳴動するブザーを受取り、飲食スペースでの席を確保する。

 

平日の昼間なのに、意外なほど席が埋まっている。おばちゃん連れがランチがてら、のんびりダベっている姿が多くみられる。時間がのんびり流れている感があり、いいね。

 

そんなことを考えているうちに、突然ブザーが鳴った。カウンターまで料理を取りに行く。

 

そして、受け取ったカレーこちら。

 

でっかいナンの迫力! さらにカレーがふたつも。このゴージャス感がうれしい。

 

まずはバターチキンカレーから。ホワホワのナンを手で引きちぎり、カレーに浸して、口に運ぶ。

 

ほほう、まったり甘口のカレーだ。インネパ系らしいスパイスがまじりあった風味を感じさせつつも、辛味は抑えられ、ごくマイルドな味わい。

 

サッパリ系ドレッシングのサラダでいったんブレイクをとり、次いで、もう一つの「本日のカレー」も試す。

 

見た目はバターチキンカレーと似ているが、どんなカレーか。この出たとこ勝負感が楽しい。

 

こちらもバター入りカレーの味わい。しかし、ソラマメがたくさん入っている。モコモコ・ホクホクした豆の食感がいい。

 

どちらのカレーもおいしく、ナンが一枚では足りないくらいだ。しかし、そこは良いことに、どちらもカレーも甘口だけに、シチューのようにスプーンで直接食べてもイケる。それほど、マイルドな味わいだ。

 

注文の際も、辛さを聞かれることはなかったので、この甘口がお店の個性と言えそうだ。

 

エスニックな雰囲気を残しつつも、大人から子供までおいしく食べられるカレーだ。モールのフードコートにふさわしい。

 

こういう万人向けのインネパカレーも、いいね~。

 

機会があれば、また食べたいと思える味であった。

 

▼「クラウンカリー&ケバブ」をGoogleマップで検索したところ、関西各地の大手モール内に計4店舗出店しているようだ(本記事記載時点)。