まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【神戸カレー】サヴォイ <食べ日:2024年8月25日(日)>

前回記事の、折りたたみ自転車で三宮に出かけた時のこと。

 

用事を済ませてたあと、久々に三宮のセンター街に立ち寄った。

 

センター街わきの駐輪場に自転車を停めて、ちょっとした買い物などをしていると、だんだんとハラが減ってきた。

 

時刻はまだ10時半。朝飯は食べたのだが、やはり自転車に乗ってカロリーを使ったせいだろうか。

 

では、せっかくなので、三宮でカレーを食べて帰るか。

 

とはいえ、たいていの飲食店の開店は11時か11時半だ。しばらく時間をつぶすつもりで、センタープラザ内をブラブラ歩く。

 

そして、地階に降りた時に、既に開店しているカレー店を見つけた。

 

お店の名は「サヴォイ」。

 

神戸カレー業界の最激戦区であるセンタープラザ地階。サヴォイはその中の老舗店舗だ。

 

激戦区の「ヌシ」と言っても過言ではない。

 

「久々にサヴォイのカレーたべてみっか」そう思いつつ、お店のドアをくぐった。

 

神戸カレーの代表格としてメディア紹介されることもある有名店。なお、10時半開店であることはこの時初めて知った。


サヴォイは食べログの「カレー100名店 WEST」に選ばれている有名店ゆえ、昼時に訪れると待ち列ができていることが多い。

 

しかし、この日は開店したばかり。客はまだ自分一人だけ。これはラッキーだ。

 

なにせ、サヴォイは店内がやたら狭い。

 

店内はカウンターテーブルのみ。席と席の間隔も狭目で、背後の通路も狭い。混んでいる時間帯に訪れると、まわりが気になり、ゆっくりカレーが味わえない難点がある。

 

今日ならばゆっくり賞味できそうだ。そう考えつつ、カウンターの一番隅っこに座を占める。

 

サヴォイの基本メニューと言える、ビーフカレーの普通盛りを注文。

 

カレーはすぐにやってきた。

 

目の前の瓶から付け合わせ投下。色合い的にも美しいカレーだ。キャベツの千切りミニサラダ付き。

 

ふわっと黄色いサフランライスに、深い褐色のルーがたっぷり。

 

卓上の瓶より、ニンジンときゅうりのピクルスをカレーの上に投下。そして、食べ始める。

 

うん、これだよこれ。

 

ジャンル的には欧風ビーフカレーと言えよう。しかし、欧風カレーにありがちな、まったりマイルドな甘味は感じさせない。

 

ピリッとスパイシー。キリっとした風味。

 

その硬派な味わいは、歯ごたえのあるピクルスに、実によく合う。

 

食べログ100名店」とはいうが、個人的には、万人向けのカレーとは思わない。

 

大人のあじわい。ハードボイルドなカレー。

 

しかし、それが良いのだ。そのブレない、日和らない味こそ、サヴォイのカレー。

 

久しぶりに食べると、やっぱりいいね~。

 

つい、また食べたくなるカレーだ。

 

▼サヴォイで食べるなら、開店直後の時間帯がねらい目だ!