まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【まったり自転車】カレーを求めて三木方面までぐるっとライド ~ 平日は大型車に気を付けて <乗り日:2025年2月27日(木)>

職場の社内旅行ということだが、自分は不参加。そのおかげで、この日は平日の休日となった。

 

空は気持ちよく晴れている。よし、社員旅行ならぬ、「自分ライド」だ。

 

さて、どこに行こうか・・と考えた時、三木市内のちょい辺鄙な場所にあるカレー店が頭に浮かんだ。

 

以前、週末に訪れたものの、待ち列ができており、あきらめて立ち去った。必ず機会をみて再来しようと心に誓いつつ・・

 

人気店とは言え、三木の街はずれだ。平日の開店早々の時間を狙えば、すんなり入店できるにちがいない。

 

時は来た!それだけだ

 

自宅からロードで行けば、2時間ほどかかる。開店時間は11時AMらしいので、9時に自宅を出発。

 

いつものように国道2号を西へ。

 

先週末の土曜日に、岩谷峠越えを含む黒滝までの往復ライドに出かけたばかり。脚の疲れが気がかりだったが、意外とよく回る。気温が急に暖かくなったのがよかったのかな。

 

思えば、つい5日前の黒滝ライドは、日中最高気温一桁の真冬日であった。冬用ジャージの上にウインドシェルを重ねて走ったものだが、今日は同じ冬用ジャージ一枚でもじんわり汗ばんでくる。三寒四温、春近し。

 

さて、脚は快調ながら、平日の幹線道は、週末に増してに注意して走らねばならない。

 

なぜなら、平日は社会が通常稼働中。物流も活発で、幹線道は大型車が多い。大型トラック、トレーラー車、ダンプカー等が目立つ。

 

明石から国道175号に乗りかえて北に進路を転じる。175号もやはり大型車が目立つ。

 

三木エリアは走りやすい印象であったが、平日はちょっと事情が変わる。幹線道はやたら大型車が多い。

 

安全運転を心がけつつ、2時間クランクを回し続け、目論みピッタリ、11時に目的のカレー店到着。おそらく、私が今日一番目の客だろう。

 

空いている店内で、ゆったりとおいしいカレーを賞味。このカレーについては、別途記事にまとめよう。

 

さて、少々早めのランチを終えても、まだ正午前だ。三木の町中に出て、ブックオフで買い物。そして復路につく。

 

帰りは別のルート、子供のころに慣れ親しんだ、緑ヶ丘~押部谷神戸電鉄神鉄)沿線を通って帰るとしよう。

 

緑ヶ丘までは、これまであまり走ったことのないルートで進む。神鉄沿線の住宅地の裏側、市街と田園地帯の間のエリアを進む。

 

市街エリアを外れると、交通量が各段に減り、走りやすい。こんな道こそ、平日ライドのだいご味と言える。

 

小川を境に、田園地帯と住宅地がキッパリ分かれている。こういう境目の景色って、ちょっと不思議で、なんか好き。

 

そして緑ヶ丘のあたりから市街に入り、このあたりの幹線道である県道22号を東へ。

 

途中、業務スーパーによってちょっとした買い物。水とちょっとした補給食も購入。そこからは県道を一本外れた生活道を進む。

 

なにせ押部谷近辺の県道は幅員狭めで走りづらい。平日で大型車の多い本日ならなおさらだ。スピードは出せないが、安全性重視で裏道を選択した次第。ちなみに小学生時代の通学路なので、懐かしい。

 

かつての通学路、そして母校(小学校)の前を通り過ぎ、さらに進むと神鉄木幡駅付近に出てきた。そこからダラ坂を登り木津の丘を目指す。

 

木津の丘を目指す坂。以前来た時は工事中だったが、幅広の自転車歩行者道(’自歩道)付き舗装路が完成していた。

 

坂が整備されたのはいいが、ちょっと残念なのは、歩道の横に側線がないこと。歩道はもうちょい狭めに作って、側線(できれば自転車レーン)を作ってくれたらいいのに・・

 

昔は丘と小山、麓に小さな田んぼしかなかった木津は、今では丘の上が切り開かれ、近代的な大倉庫が立ち並ぶ物流拠点となっている。そのため、平日はトラックがやたらと多い。無理せず自歩道に乗ってゆっくり進む。

 

側線がないのは、「このあたりは大型車が多く危険だから、自転車は自歩道を通ってね」という行政からのメッセージだろうか。

 

ただ、そこからが先が鬼門だ。

 

神鉄沿線と北須磨を結ぶ、木見峠越えの山間道は、途端に自転車に厳しくなる。倉庫街を過ぎると自歩道は途切れる。そこから先は、路側帯頼りなく、路肩は荒れ気味。

 

先述の通りトラックが多い土地柄なうえ、ゴミの処分場の付近にあり、大型ゴミ収集車も列をなして走ってくる。よほど気を付けて走らないと。

 

問題の区間に突入。横の山林からバリバリ張り出す枝。砂礫でジャリジャリする路肩。その横をゴンゴン走り抜けていくトラック。う~ん、区間すべてではないが、やっぱり走りにくい場所が散在する。

 

いきなり目の前を遮る枝。路側帯の白線は消えかかり、路肩には砂礫がジャリジャリと広がる。こういう場所に出くわしたら、車列をやり過ごしてから、車道のちょい中寄りを走り抜けるしかない。

 

そんな場所に行き当たると、直前で一旦停止し、車の流れを通過させてから難所をパスする・・ということを繰り返す。

 

この山間道がもっと走りやすければ、神鉄沿線方面にもっと気軽に行けるのに・・。ここを走るたびに、そう感じてしまう(日曜ならトラックも少な目で、今日よりは走りやすいけど)。

 

▼ 自転車にとっては難所の木見峠付近

 

ストップ&ゴーで安全を確保しつつ、この区間を通過。そして、わが須磨区の北端、布施畑に出た。ここまで来ればもう安心。あとは走り慣れた道だ。

 

途中、テラスマモールに寄って、シャトレーゼでお菓子を買う。ライドの後のスイーツ、ウマいんだよな。それにしても、住宅街から外れたテラスマモールが、平日でも盛況なのに驚いた。それだけリタイア族が多いってことかな(高齢化社会の一側面?)。

 

そんなこんなで、明石~三木~西神戸をぐるっとめぐる平日ライドを走り終えた。

 

平日は、いつも走る週末とは、ちょっと景色や雰囲気が違って面白かった。