これまでカレーの食べレポを多く記事にしてきたが、カレー以外にも、記録に残しておきたいお店もある・・
そんな思いから、カレー以外の食べレポ用に、サブ的なカテゴリを用意した。題して【食べるが勝ち】。
その記念すべき第一回目として、本日ロードバイクのライド中に訪れたお店「こがね製麺所 伊川谷店」を取り上げたい。
私はセルフ式のうどん店が大好きだ。
気軽に食べれて、お値段もお手頃。
気取らないお店が多いので、自転車のライド中、サイクリングウェア姿でも気軽に立ち寄ることができる(一応、混む時間は避けるようにしている)。
特に初夏~初秋頃にかけては、気温が高いので、「冷うどん」などの冷たいメニューがあるのはありがたい。
そんなセルフうどん店でも、「丸亀製麺」や「はなまるうどん」等に代表される大規模チェーン店ではなく、独立店舗や地場系の小規模チェーン店が好きだ。
値段は大規模チェーンよりも高めのことが多いが、お店毎に個性があり、味にこだわりを持つお店も多く、満足度が高い。
そんなセルフうどん店で、ライド中にちょくちょく訪れていたお店が伊川谷町南部の幹線道沿いにあった。「淡路島うどん」を謳うお店であった。
「あった」と過去形で書いたのは、既にそのお店は閉店してしまったから。
閉店を知った時には、がっかりした。
ところが!
そのお店の後に、こんどは別のセルフうどん店が入ったという情報をキャッチ。
なんでも、うどんの本場、香川県の地場チェーン店で、兵庫県内では、この伊川谷店が初出店だそうな。
おお~!これは興味深いぞ。行くべし! 食うべし!
朝からロードバイクを持ち出し、ライド開始。
ただ、まっすぐ目的のお店に向かうと、たいした距離にはならない。
ここはひとつ、しっかりと自転車を漕いで、カロリーを消費したうえで、うどんにありつきたいものだ。
そういうわけで、国道2号で西に向かったが、舞子から逸れて、朝霧を経由し、明舞団地を北上。住宅地のダラ坂を登る。そのまま一旦市街地を通り抜け、田園地帯に出て、伊川谷町北部方面に向かう。そして地下鉄の伊川谷駅に到達。
目的の「こがね製麺所」は、同じ伊川谷町でも明石に近い南の方なので、地下鉄駅からUターン。ちょいアップダウンのある伊川谷の町中をぐるぐると走り、腹をすかせたうえで、11時頃にお店に到着。

お店の中は、かつての淡路島うどんの時代と変わらず。同業態のため、まんまの居抜きである。
注文カウンター前に置かれているトレイを取って、注文口で「ぶっかけおろしうどん(冷)」を注文。
サイズは並、中、大と3段階ある。だいたいセルフうどん店では中を選ぶので、特に何も考えず「サイズは中で」と注文。
そして、数舜後、手にしたうどんがこちら。

で、でかっ! ボリューム!
ちなみに、ネギ、天かす、わかめがセルフで取り放題な。それらも適宜トッピングしたので、余計盛り盛りに見える。
その量にやや怯みつつも、食べ始める。
うどんはつるつる、つやつや。おお、うまいぞ、これは。
麺の太さに若干のばらつきがあるのも、手打ちぽくてイイ感じ。
運動をした後の体に、つゆの塩気が染みわたる。
なお、こちらのお店が冷うどんに添えるのはカットレモン。ゆずのお店もあるが、酸味のキリっとしたレモンも悪くない。
そして紅ショウガのかき揚げは、玉ねぎがたっぷり含まれており、シャクシャクとした食感。これまたうまい。
ワシワシと夢中に食べているうちに、当初山をなしていたうどんは次第に姿を消し、結局つゆまで残さず完食してしまった。
いや~、うまかった。
やっぱり暑い季節の冷うどんは格別だわ。
ただ、ライド中のランチとして食べるなら、サイズは「並」がよさそうだ。

その後、摂取したカロリーを消費すべく、復路ではガシガシペダルを踏んで、国道2号飛ばし、帰途に就いた。
(おまけ)


