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【立ち寄りカレー】SPICE CURRY 和ノなの 【住道】<食べ日:2025年10月8日(水)>

仕事の一環として、東大阪は住道(住道)付近にある倉庫に出かけて、ちょっとした作業をする必要が生じた。

 

よしよし、この機会を待っていた。

 

以前から気になっていた、JR住道駅近くにあるカレー店を訪れよう。

 

ちょうど、昼飯時にお店を訪れるように逆算して、当日の計画を立てた。

 

まずは江坂にある会社に出社し、とりあえずの仕事をこなしてから、早くも午前中には住道に向かって移動開始。12時前には住道駅に到着するはず。そこからしばらく歩けば、正午頃にお店に到着だ。

 

 


以前にも同じようなシチュエーションはあったが、残念ながら、その時はお店が休日の月曜日であった。

 

今回は水曜日。GoogleMapの情報によれば、営業日のはずだ。

 

全てはカレーの為に。当日、綿密に組み立てたスケジュールに沿って、計画通り住道駅に到着。

 

お店は、駅からちょい西を通る幹線道沿いにあるらしい。ちなみに、仕事のある倉庫とは逆方向。

 

これまでも仕事柄、住道をしばしば訪れているが、駅の西に向かうのは初めてだ。そのため、全くなじみのない道を行く。

 

そして、5分余り歩いたところで、目的のお店「SPICE CURRY 和ノなの」を発見。

 

お店の正面は、大通りではなく、そこから横に入った小道に向かって設けられている。そのため、最初は通り過ぎてしまった。

 

ドアを開けて中に入ると、奥に向かって一直線にカウンターテーブルが伸びていた。席は、このカウンターのスツール席のみのようだ。

 

奥の方は既に客が付いていたので、入口付近の席につく。

 

メニューは主に、スパイスカレー単品の「和ノなのカリー」と、野菜・ピクルス等を添えた「和のなのプレート」の2種類。オプションで、トッピング等が数種類。

 

ここはシンプルに、店名そのものの「和ノなのカリー」のみを注文。価格はキッパリ1000円。

 

注文時に「今日はターメリックライスです」と言われたので、日によってごはんの形態が変わるのかもしれない。

 

待つこと2~3分。すぐにカレーは手元にやってきた。

 

風格のある藍色のお皿に盛られた、褐色のルーと、黄色ターメリックライス。まるで目のように盛り付けられた、ふたつのピンクペッパーがかわいい。

 

スパイスカレーというと、カレーのまわりをサラダやピクルスなどの野菜が取り囲むイメージがあるが、こちらのスパイスカレーは至ってシンプル。

 

丸いお皿に同心円状に盛られたターメリックライスとルー。

 

そして、ルーの中に香菜が散らされ、鶏肉がコロコロと転がっている。

 

ひとしきり全容を鑑賞したところで、さて、食べよう。

 

テーブル上の容器にスプーンが用意されているが、金属や木製、好みのものが選べるようになっている。木のスプーンを選択。そしてルーとごはんをすくって、まずは一口。

 

おお、なかなかにスパイシー。喉のあたりがぼわっと熱く感じる。

 

そもそもスパイスカレーとは、一般的な固形ルー等を使わず、各種スパイスの原材料から、自力でルーを作るカレーのことを言う。決して、野菜盛り盛りのスタイを指す言葉ではない。

 

こちらのルーは、まさにスパイスからのスクラッチ製作、故にグルテンフリーとのこと。

 

スパイスカレーならではのざらッとしたルーの食感、ちょっとワイルドな味わい。それがおいしい。

 

ハフハフ言いながら食べ進め、数分でルーまで完食。

 

ピリッと来るスパイスが、その後の仕事に向かう体力・気力をチャージしてくれた。