まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【立ち寄りカレー】【大阪】もりやま屋 <食べ日:2022年6月24日(金)>【西天満】

テレワーク主体となり、訪れる機会が減った大阪。

 

その日はたまたま、仕事で出社。

 

日の長い時期なので、午後7時近くなっても明るい街。ブラブラと歩く。

 

どこか、カレー店があれば、そこで晩飯にしよう。

 

そんなことを考えつつ、中之島を北方向へ渡り、西天満方面へと歩を進める。

 

昭和の雰囲気揺蕩う、古くからの大阪のオフィス街を歩いていると・・むむっ、ちょいとクセ者感のある外観のカレー店発見。

 

あえて「オシャレトロ」から一歩外した感がある店構えが目を引く。

 

入口先の立て看板には「インドカレーとうまいチャイのお店」とある。

 

うむ、これは食後にチャイをいただかねば。

 

そう心にきめて、お店の扉を開ける。

 

中に入ると、そこはオールド昭和+アジアンといった感じの、不思議な空間が広がっていた。

 

席に着くと、メニューをわたされ「ワンドリング頂いております」とのこと。

 

??

 

唐突に言われて戸惑う(どこかにそんな表示があったのだろうか?)。やはりクセ者だな。

 

いきなりのことに多少動揺、チャイのことが一瞬頭から抜けて、ドリンクメニューから最初に目に入ったエビスビールを注文してしまった。

 

カレーは筆頭メニューらしきチキンカレーをオーダー。

 


そして、最初にビールがやってきた。

 

値段からしてグラスビール程度かと思っていたのだが、ガッツリ中瓶だよ。しかも、おつまみの柿ピー付き。

 

もしかしたら、夜はカレー酒場的なカラーのお店なのかもしれないな。

 

次いで、お待ちかねのチキンカレーが登場。

 

一目でゴッツリと煮込まれたのがわかる、褐色のルー。
そこに抱かれた、鶏肉はボリューミー。

 

併せて「さらに辛味を加えたい場合にどうぞ」と小鉢の辛味ソースも出てきた。

 

まず、辛味ソースなしで一口。

 

スパイスを感じさせつつも、シックな味わい。味のしみこんだカボチャもイイ感じ。

 

そのまま、食べ進むが、辛味ソースの小鉢がどうにも気になる。

 

小鉢についてきた小さなスプーンで辛味ソースをかき混ぜると、液体の上澄みの下に、粉状と思しきスパイスが沈殿している。ううむ、こいつは、間違いなく、重量級の辛味だろう。

 

しかも小鉢で出てきたということは、しっかりと加えろというお店側のおススメ意図を感じる。

 

意を決して、小鉢の中身をぐるぐるかき混ぜ、スプーンでカレーの上に、ポイポイポイとかけまわす。

 

そして再び食べると、う~~、HOT!!

 

辛味とビールと柿ピーと。

 

久々の大阪の夜は、満腹とともに更けていった。

 

 

【まったり自転車】はじめてのLUUPシェア自転車 <乗り日:2022年6月26日(日)>

ここ最近「LUUP(ループ)」の名は、時折目にする。

 

電動キックボードのシェアリングサービスで知られ、昨年から大阪にも進出してきているそうな。

 

ただし、LUUPはキックボードだけでなく、同じシェアリングサービスの中で、数は少ないものの、電動アシスト自転車(以下 電アシ)も扱っている。

 

本日、そのLUUPの電アシをはじめて使ってみた。

 

こいつがLUUPの電動アシスト自転車だ。
小さい車輪、短いクランク、可動域の小さいハンドル・・全体的に「小さい」のが特徴。ただし、見た目に反してかなり重量はある。

 

 

 


元々は、仕事がらみ(+宿泊系の株主優待券消化)のため大阪で一泊したついでに、ハローサイクリングか、ドコモ・バイクシェア(所謂赤チャリ)で町ポタするつもりであった。

 

そこで今朝、それらのスマホアプリを開き、宿泊地であるなんば近辺のシェア自転車ポートの状況をチェック。

 

すると、両社のポートが軒並み貸出不可となっていることが判明。

 

こんな状況。

 

 

これはどうしたことか。

 

実情を確かめるために、以前利用したことのある、宿近くのハローサイクリングのポートに赴いた。

 

すると、ビルの谷間に位置するそのポートは、ゴミと雑草で荒れていた。うむむ。

 

おそらく、このポートは廃止方向なのだろう。

 

他の稼働していないポートも、おなじ状況なのかな?

 

どうやらシェア自転車、ここ大阪都心部ではビジネスとして相当苦戦しているようだ。

 

 

 

さて、どうするか・・と思案した際に、フトLUUPのことを思い出した。

 

早速アプリをダウンロード、アカウント登録。

 

次いで、各ポートの状況を確認してみたところ、ほとんどのポートにはキックボードしかないようだ。

 

しかし、なんばの町を歩き、なんとか電アシをおいているポートに到達。

 

さて、自転車を借りよう。

 

ほとんどキックボードだが、1台だけ自転車があった。

 

ただ、LUUPは貸し出しの手順が、ドコモバイクやハローサイクリングと少々異なる。

 

まず、スマホアプリで電アシのステム付近に貼られたQRコードを読み取り機材を指定→ロック解除。

 

そして、最初の時点で、返却予定のポートを指定する必要がある(※後から変更も可能)。

 

ポートは淀川以東の都心部近辺にしかないので、適当に阪神野田駅近辺のポートを指定。

 

少々まごつきつつも、これら一連の作業をこなし、いざ出発。

 

 

 

LUUPの電アシは、かなり小ぶり。特にホイールの小ささが目を引く。そのため、自歩道のゆるゆる走り程度しか出来なかろうと思っていた。

 

ところが、実際に走り出すと、印象は一変。

 

その強力な電動アシスト機能に驚いた。

 

一般的な自転車に比べて、クランク長が極端に短く、漕いでいるというよりは、足をチョイチョイチョイと回しているだけの感覚。

 

しかし、ちょいと回すだけでグイグイ進む。

 

こいつは「電動アシスト自転車」というよりは、ほぼ電動自転車だな。いわばクルマのアクセル代わりに、自転車のペダルが付いているといった形。

 

動作の開始・停止と速度制御の伝達手段として、ペダルを回す動作を利用しているという感じだ。

 

ペダルを踏む充実感は無いが、これはこれで、面白い乗り味だ。

 

そのため、ゴールに設定した野田にはまっすぐ向かわず、ぐるぐる寄り道。淀川河口エリアを気持ちよく流す。

 

しかし、その途中でフト気が付いた。

 

この電アシ、バッテリーが切れると、相当しんどいことになりそう。

 

もしバッテリー充電を使い果たしたら最期、そこからは激短クランクのペダルをひたすら踏んで、この重くて車輪が極小の自転車をポートまで運ばなければならない(一応チェーンはついているので、バッテリーが切れても自走はできると思う)。

 

本当はもっと長く走っていたかったのだが、その危険性に気が付き、寄り道は適当に切り上げ。その後は九条経由でまっすぐ野田のポートを目指した。

 

無事、阪神野田のポートに到着。

 

 

 

返却手続きも、ハローサイクリングや赤チャリとは異なる。

 

まず、ポートの地面に描かれた枠内に自転車を止める → 手動で後輪をロック。そして、返却証拠写真をアプリで撮影し送信。

 

これにて返却完了。使用料金が計算され、アプリに表示される。

 

ゴールのポート。やはりほとんどがキックボード。

 

 

 

それにしてもシェア自転車って、いろいろなスタイルがあって面白い。

 

果たして、LUUPは大阪都心部において、うまくビジネス展開できるだろうか。

 

今後の様子を見守ろう。

 

luup.sc

【まったり自転車】たまたまタバタを試してみる【ピンとキタ!見た!買った】

近所ポタでブックオフに立ち寄った際、たまたま、とある本を見つけた。

 

タバタ式トレーニング。いわゆる「タバタプロトコル」ってやつだな。

 

まず海外で火が付き、日本に逆輸入された形のトレーニングメソッド「タバタプロトコル」。伝播の過程で曲解・誤解も生まれている。そこで、発案者その人である田畑泉立命館大学教授が、一般向けに解説したのが本書。

 

 

タバタプロトコル(以下 タバタ)については、以前、自転車関連の本でチラっと記事を見かけた記憶がある。

 

なんでも、ごく短時間(数分)で高い効果の得られる画期的なトレーニングメソッドとして、世界中で注目されているらしい。

 

そんな知識の断片だけが頭の片隅に残っており、興味を覚えその本を購入。

 

そして、先日はじめてタバタを実行に移してみた。

 

 


さて、本書では様々なタバタ用のトレーニング種目が紹介されている。

 

高負荷を謳うだけに、おなじみの「バーピー」など、しゃがんだり、ジャンプしたりする動作が多い。

 

当方はヒザが悪いので、この時点で、ほとんどの種目はNGだな。

 

かろうじて出来そうなのは「マウンテンクライマー」(腕立て伏せの準備姿勢で行うモモ上げ。腕は曲げずに、太ももが腹につくくらいまで、両ひざを交互に素早く折り曲げる運動)くらいかな。


さて、タバタのキモは「高負荷のトレーニング種目を20秒行い、10秒休む」というサイクルを数セット行う、独特の超短時間集中方式。

 

だからウォームアップとクールダウンを別とすると、数分で終わってしまう。

 

それだけ聞くと、なんとなく「余裕ちゃうん?」と思えてしまう。

 

しかし、実際にやってみると大違い。

 

キツイ。めちゃめちゃキツイ。

 

 


実行するにあたり、タバタ用のタイマーアプリを利用(無料のものが幾つもリリースされているので、そのうちの一つをスマホにダウンロード)。

 

最初は舐めていたので、アプリのデフォルト設定に従い、マウンテンクライマーを8セットやってみる。

 

短時間集中が前提のため、もちろん最初から全力で。

 

楽なのは最初の2セットほど。そのあとは加速度的にキツくなる。

 

終わった時には疲労困憊。

 

そして翌日以降、太もも付け根などの腰回りにゴリゴリと筋肉痛だけが残った。3日経過した今でも、それは消えない。

 

これじゃ「タバタコシガコル」だな。

 

 

この書籍によれば、そもそもタバタは、トップレベルなアスリート向けに研究開発されたメソッドらしい。

 

単なるメタボのおっさんには厳しすぎた。

 

 

 

とはいえ、短時間でここまでしっかりできるトレーニングというのは、とても便利だ。

 

現代のビジネスパーソンにもうってつけ。忙しくても、帰宅後に短時間でサクッとできる。それゆえ世界中で人気なのだろう。

 

また、梅雨入りした今の時期、運が悪ければ週末雨続きで、長期間自転車に乗れないこともありうる。そんな時期の基礎体力維持にも使えそうだ。

 

ただ、実行するなら、最初から何セットもこなすのではなく、無理ない回数から徐々に増やしていくのがよさそうだな。

 

 

▼ そのほか、田畑教授の関連著書

 

 

 

 

ちなみに、タバタは「最大酸素摂取量や最大酸素借を高めることで身体能力を高める」「有酸素性、無酸素性どちらもいっぺんに鍛えられる」のが特徴。

 

運動時間自体は短いため「脂肪はそれほど燃焼しない」とのこと。

 

つまり、タバタだけではメタボ対策にはならないってことだな。

 

サイクリングやジョギングなど併せて、日頃のエクササイズの一環として取り入れたい。

 

【へっぽこ投資】下手な考え墓穴に似たり

今年も、もうすぐ半分終わる。

 

早いもんだ。

 

昨年、一昨年とうってかわり、今年の投資実績は、さっぱりダメだ。

 

コロナ禍の鎮静化で景気回復を期待していたのだが、ウクライナ情勢の緊迫化が勃発。

 

コロナ抜けで需要が大きく戻すところに、原油・小麦等の穀物の供給が細くなれば、当然強いインフレ傾向が発生する。

 

そのため、このところ一般のニュースでも、値上げに関する報道がやたらと増えた。

 

日本はまだマシな方で、海外ではインフレ対策として、各国中央銀行が利上げ姿勢を明確にし始めた。

 

つまりは、物価抑制のために強制的に景気を冷ます措置なわけで、株価にとってはネガティブな材料。

 

 

 

そんな思うにまかせぬ状況の中、自らの投資としては、久々に大きな損切を行ったりと、本年度の損益は大きくマイナスに沈んでいる。

 

さらに、少しでも取り返そうと無駄な手を打ち、要らぬプチ墓穴を掘ったりしているw

 

まさに「下手な考え休むに似たり」。

 

いや、休むどころか、後退だ。

 

うまくいかないときは、何をやってもダメ。

 

相場格言でいうところの「休むも相場」を決め込むしかないな。

 

現物株については含み損が増大するだろうが、それはしょうがない。

 

株なんて、良いときもあれば、悪い時もある。

 

配当をもらいながら、じっと次の時を待つか。

 

一日も早くウクライナの戦火がおさまることを願いながら。

 

 


(おまけ)

 

それにしても6月は年末と並び、「株主総会招集通知書」の類の封書がやたらと届く。

 

たいてい決算資料等を記載した冊子が同封されており、これがかさばる。

 

内容は企業の公式サイトのIRコーナーを見れば掲載されている情報ばかりなのにね。無駄だよなあ。

 

1単元持っているだけの弱小株主にも、もれなく届く。なんて無駄なコストなんだ。

 

コロナ禍以降の最近でこそ、バーチャルオンリーの株主総会が可能となり、議決権の行使もスマホでサクッとできるようになってきた。

 

今は過渡期で、そのうちこういう郵便物も必要なくなる日が来るのだろうな。

 

・・まてよ。

 

おそらく日本全体で考えると、今は膨大な量の株式関連の封書が郵送されているはずだ。

 

日本郵政にとっては定期的な巨額収入源だろう。

 

いずれ消滅するとなれば、大ダメージのはず。

 

日本郵政は、今のうちから空売りしておくべきか?

 

 

 

・・おっと、また下手な考えが頭をもたげてきた。

【まったり自転車】自転車の事故報道に思うこと

Googleニュースを見ていると、「興味や関心に基づくおすすめ」として自転車関連の記事がポツポツ表示される。

 

サイクリングコースの情報や、新発売アイテムの紹介などなど。

 

おそらく、GoogleのAIが、私の検索履歴を参照して、自転車関連の記事をラインナップしているのだろう。

 

それはいいのだが、時々、自転車の交通事故関連の記事も表示されて、そのたびにドキッとする。

 

AIがロケーション判断をしているのだろう、身近なエリアでおきた事故の記事もしばしば取り上げられる。

 

ニュースになるくらいだから、やはり大きな事故が多い。

 

私もロードバイクに乗って車道を走っている以上、他人事とは思えない。

 

そういったニュースを見るたびに、安全第一を強く願う。

 

そして、極力リスクを避けて走ることを、改めて思う。

 

 

 

例えば、今日も先週に引き続き、ポートアイランドポーアイ)に走りに行ってきた。

 

神戸都心部の沖合に浮かぶ人工島ポーアイに行きつくためには、交通量の多い神戸駅周辺~三宮を通過せねばならない。

 

ポーアイへのアプローチは、国道2号(ニコク)が便利だが、都心部付近のニコクは特に車が多い。

 

さらに、神戸駅を過ぎたあたりから、ニコクは突然路側帯が狭くなる。

 

かててくわえて、港湾都市であり、観光地でもある町の性質上、トラックやコンテナトレーラー、観光バスなどの大型車も多い。

 

ハーバーランドの交差点までは、路側帯はしっかり広い。交通量が多くても安心して走行できる。

 

その交差点を過ぎると、とたんに路側帯はほぼ路肩の溝蓋の幅のみになる。
走りにくい上、大型車が通ると幅にほぼ余裕なし。

 

 

そのため、都心部のニコクを走るのは、最近少々ためらい気味になってきた。

 

まあ、走れないほどではない。

 

実際走っていた時期もある。

 

ただ、路側帯のほとんどが路肩のコンクリートで占められる場合、走行の安定性=安全性の面では、ややリスクが高まる。

 

そのため、最近このあたりのニコクを進む際には、自歩道のゆるゆる徐行を決め込んでいる。

 

歩行者をびっくりさせたり、脅威を感じさせないように、極力ゆっくりと。

 

 


そもそも、自分が自転車で走るのは運動不足解消・メタボ軽減のため。

 

健康の為に自転車で走っているのに、ケガや事故のリスクを負ってどうする。

 

 


思えば、ロードに乗り始めたころは、自転車関連の書籍・メディア類を通して「自転車は車道が原則」「特にロードは車道を走るべき」という情報をそのまま鵜呑みにしていた気がする。

 

もちろん、基本は車道で良いわけだが、「状況によりけり」という余地は残しておくべきであろう。

 

道路状況が悪い場合は、自分でリスク判断し、臨機応変に対応。

 

無理して走ることはない。

 

いや、むしろ無理して走っちゃだめだ。

 

Googleニュースの自転車記事を見ながら、そんなことを最近考えたりしている。

【まったり自転車】神戸空港の、その先へ <乗り日:2022年6月5日(日)>

今日の天気は、曇りのち雨か・・

 

天気予報サイトによると、午後から降り始める予想になっている。

 

最近またぞろメタボと臓内脂肪がヤバくなってきている。午前中だけでも、自転車で走ろう。

 

そう考えて、ロードを持ち出したのが午前9時前。

 

ま、3時間ほど走るとして、さて、どちら方面へと向かうか。

 

明石方面は定番すぎるし、ひよどり台方面は先週行ったっけ。

 

じゃあ、久しぶりに、ポーアイ、行ってみっか。

 

そう考えて、三宮の中心街に向けて走り始めた。

 

 


三宮から、神戸大橋に連なる歩道橋を渡り、久々にやってきた沖合の人工島ポートアイランド。略してポーアイ

 

今日は日曜日なので、コンテナトレーラー等の大型車も少なかろう。

 

ポーアイに上陸し、幹線道から逸れる。倉庫・工場エリアに向かうと、極端に交通量が少なくなる。広い道が「どフリー」状態。

 

島の端っこのほう、殺風景な周回路をエッサホイサ、くるくると何週か回ってカロリー消費。

 

仕上げとして、ポーアイからさらに沖合に向かって伸びるダラ坂橋を渡り、神戸空港へ到達。

 

さて、いつものように、空港前の駐車場をゴールとして引き返そう・・そう思ったときに、フトそこから西方向へと向かう脇道が目に入った。

 

そして、一台のガチぽいロードバイクがそちらに向かって走り去っていった。

 

あれ?

 

その道って、走れるほどの長さがあるのか?

 

神戸空港が位置するのは、ポーアイの先に設けられた小さな出島。そのため、空港周囲の道などすぐに行き止まりだろうと考え、これまで気にしたことすらなかった。

 

気になったので、自分もその道に向かって進む。

 

すると、意外にも、そこそこ長い道が目の前に現れた。

 

滑走路に並走する形で一直線に伸びる道路。
ちなみに、左手前方にみえる建物はエアバス社のもの(飛行機の整備場かな?)

 

まあ、長いと言っても、距離にして1㎞余り。

 

ただし、先は行き止まりなので、車はほとんど入ってこないのが良い。

 

どんづまりには、リゾート施設(後で調べたら「ウエディングリゾート」なるものであった)がある。その前には小さなロータリーがあり、スムースに折り返せる点がポイント。

 

ロータリーを撮影している間にも、ガチぽいローディが一人、二人と、くるりん折り返していった。

 

しっかり踏める往復2㎞余りの直線平たん路。

 

この道、なかなかいいじゃないか。

 

これまで、ポーアイ方面に来たときは神戸空港を折り返し地点としていたが、実はもうちょい先まで走れる道があったんだね。

 

いやあ、意外と見落としている道って、あるもんだね。

 

 

 

(おまけ)

 

ちなみに、出島内のその他の枝道も逐一調べてみたが、いずれも即行き止まりであった。

 

はい、行き止まり。

こっちも行き止まり。

上記の直線路のほかは、みな同じような感じで行き止まりになっている。

【まったり自転車】これ以上、ポンプは要らんなあ【ピンとキタ!見た!買った】

買ったけど、結局使わなかった。

 

そんな自転車アイテム、一つや二つはあるもので・・

 

 

自分の場合、フレーム装着タイプの、携帯ポンプ(インフレーター)がそれにあたる。

 

全く使っていないわけではない。現に、ゴールデンウィークの泊りがけ3日連続ライドの際には、フレームに取り付けて携行した。

 

二日目の道中、パンクに見舞われ、活躍してくれた。

 

携帯ポンプにしては大きいので、空気が入れやすく、作業しやすい。

 

そういう利点もあるのだが、ただ・・最近の高性能なミニポンプに比べると、やっぱりデカさが目立つ。少々大仰な感がある。

 

そのため、普段のライドでは携行しない。また、多少かさばるので、輪行が絡む自転車旅にはもっていかない。

 

活用できるシチュエーションが限定され、使う機会がなかなか訪れない。

 

こうして見ると、旅自転車演出アイテムとして悪くはない。しかし、コイツを付けるとフレームバッグが装着できない。また、クリップ部分を付け外しするとフレームと擦れる・・

 

 

 

さて。

 

このポンプを購入したのは、ロードバイクを購入した年のこと。

 

最初は、ボトル型ツールケースに収まるミニポンプを購入。

 

しかし、当時は「ハンドルを押しても、引いても空気が入る」ダブルチャンバー式のミニポンプ(※一時「例のポンプ」の通り名で呼ばれ、一気に広まったアレ)が膾炙する前。

 

購入したミニポンプは、いくらシュコシュコとポンピングしても、なかなか空気が入らない。ロードに適した高圧にするのは至難。そのころ自転車旅を視野に入れ始めた私にとっては、心もとない品に思えた。

 

そこで、もっと大きく、形状的にも通常のポンプに近い本品を購入。信頼のパナレーサーブランド。当時は比較的よく見かけた商品なので、それなりに売れ筋だったのだろうか。

 

ワンタッチで広がる足踏み固定板、くるっと回転してハンドルになる先端部など、ギミック性が高い。

 

展開(?)すると、普通のポンプと同じような形状になる。操作がしやすいので、パンク遭遇の際にも、落ち着いて対処できる利点はある。

 

購入後、試しに空気を入れてみると、先ほど挙げたミニポンプに比べれば、各段に空気は入れやすい。

 

しかし、購入後に決定的な欠点に気が付いた。

 

対応バルブが、基本、米式なのだ。

 

一応、米→仏の変換用アダプター器具は標準添付。ついでに、米→英変換用のヒラメクリップも備品として付属している。

 

そのため、一応は各種バルブ対応と言える。

 

しかし、ロード用に購入した私としては、仏式メインであってほしかったなあ・・(購入時は「仏式対応」の説明文字しか見ていなかった)。もしかしたら、MTB全盛時代に開発されたのだろうか?

 

しかも付属の米→仏変換アダプターは、ごく小さなもので、ホース先端の口金にうがった穴の中に収まっているだけ(輪ゴムが巻いてあったかな)。一目見て、「これは、いつか落とすだろうな」と思った。

 

ライド中に落としてくれと言わんばかりの、アダプター収納穴。

 

果たして、購入直後の自転車旅行で持ち出した際、知らぬ間に穴から抜け落ちていた。

 

幸い、その時の自転車旅ではパンクに見舞われることは無かったが、もしアダプター抜け落ち後の田舎道でパンクしていたら、絶望感に打ちひしがれていたであろう。

 

 

ちなみに、米→仏アダプターは廉価で、簡単に入手できる。件の自転車旅から帰宅後、即購入。

 

▼ ひと山いくら、という感じ。とても安い。

 

 


アダプターはメーカーが違うと、大きさが異なるので、口金の穴には収まらない・・が、まあ、そのほうがいい(ここに入れると、かならず落とすだろう)。

 

ただ、それだと「せっかくポンプを携行したのに、アダプターを忘れた」という状況が生じかねない。そのため、ツールボックスの底に、常時アダプターを入れている。

 

普段このポンプは、めったに携行しないのにね・・

 

 

 

全般的に、ロード用としては、ちょっと残念感のあるアイテムだ。

 

この欠点はパナレーサーも気づいたようで、最近のポンプ製品各種では、変換アダプター等の要らない、米仏ワンタッチ対応の口金を開発、採用している。

 

▼ 最近のパナレーサーミニポンプ。ワンタッチ口金が便利そう。

 

このワンタッチ式口金、いいなあ。

 

ゼッタイ便利だな。

 

ロードを買った頃に、これがあったらなあ。

 

今からでも、欲しいなあ・・

 

しかしポンプは、自宅用、今回取り上げた携行用、最初に購入したイマイチなミニポンプ(現在は折りたたみ自転車用としてサドルバッグ内に常備)、ロード用に買いなおした所謂「例のポンプ」とすで4つも保有している。

 

これ以上、ポンプは要らんなあ。