前回まで、岡山から相生まで、行きあたりばったりで走ったライドの顛末を記事(全4回)にまとめた。
当初の予定とは全く異なる行程になってしまったが、これはこれで楽しかった。
サイコンは持っていないので正確な走行距離はわからないが、トータル100kmは十分超えているであろう。
さらには、午前中に走った岡山~牛窓~備前あたりまではアップダウンの連続で、それなりにハードさのあるルートであった。
しかし、思いのほかすんなり走れた。これは、身軽であったことが非常に大きい。
ライド当日の持ち物は、フレームバッグ(スマホ・補給食などをIN)、サドルバッグ(輪行袋などをIN)に振り分けて格納。自転車に運んでもらう。
身に着けた荷物といえば、ランニングポーチ(スポーツ用の、小さなウエストバッグ)に入れた薄っぺらな財布だけだ。
前日にスタート地点である岡山で一泊。
宿泊のため荷物などなど、ライドに関係ないものは、一切バックパックにつめこんで、出走開始の早朝にコンビニから自宅宛に発送しておいた。だからこそ実現できた、この身軽さ。
とはいえ、バックパックを未梱包のままコンビニに持ち込んだわけではない。ヤマト運輸はユーザーに「適した梱包(※ヤマト運輸公式サイトより)」を求めている(おそらく梱包なしでは受付けてくれないだろう)。
そこで、岡山入りした日に、当地のヤマトの営業所に寄り、ちょこっと相談した。
「このバックパック、簡単に梱包できるようなものありますか?」と。
すると、「こんな袋がありますよ」と、ヤマトのロゴが印刷された、透明な厚手のビニール袋を提示された。
ほう、こういうのがあるのか。
バックパックをポンと入れて、適当にテープで止めれば、梱包完了。
畳めばまったくかさばらないのもいい。
コンビニに寄って、その場で簡単に発送準備ができるね。
宅配便ロゴが印刷さてているので、ヤマトが公式に認めた梱包方法と認識できるのも良い。
コンビニのレジスタッフに「えらく手抜きな梱包だなあ」「こんなの、受付けて大丈夫なのかなあ」と疑念を惹起させることもなく、スムースに受け取ってもらえる。
いいね。
1枚購入。200円ほどだったか。大した金額ではない。
ヤマトの営業所でゲットしておいた発送伝票と、この袋のおかげで、サクッと荷物をコンビニ発送。即、身軽な身でライドをスタート!
バックパックから解放された肩は道中こることもなく、いい感じで長距離を楽しめた。
このクロネコ袋、今後も利用していこう。
▼ 自宅に帰ってきたバックパック。テープが粘着性弱めのものなら、袋は何回か使えそう。