ちょい前の話。
ちょうどお昼時。
ブックオフから道路を挟んだ向かいに、「香の川製麺」という(丸亀製麺を丸パクリしたような)セルフ式うどんのチェーン店がある。
うどん、食うか。そう思い道路を渡った。
そこで、お店の周りではためいている派手なノボリに目が止まった。
そこには、こう書かれている。
「うどん屋のカレーを なめたらいかん!!」
「昭和の黄色いカレー」
ほお~
そこまで言われると、カレーを食べないわけにはいかないな。
うどん方向に傾斜していた気持ちをぐっと引き戻して、カレーに方向転換。
かくして数分後、私の目の前にはこんなカレーがあった。
・・と、写真を掲載したいところなのだが、後でスマホを確認すると撮影できていなかった(シャッターボタンをしっかりと押せてなかったようだ)。
仕方がない、文章で表現しよう。
底の浅い、丸い平皿。
メニュー名にたがわず、ルーは、きっぱり黄色系。
その上に、おにぎりの型でよそったのであろう、団子状のごはんが乗っている。
なみに、カレーは3サイズあり、並(団子ごはんが一つ)、大(二つ)、特(三つ)。すべて料金は同じ税込550円だ。
具は、無し。
付け合わせも、無し。
このシンプルさも、妙に期待を煽るね。
そして一口。
うーん・・・ま、昔ながらのレトルトカレーに近いかな。その具なしバージョン。
なぜか、わかめスープが付いている。カレーとは、ビミョーな取り合わせだ。
このためだけに割り箸をつかうのも勿体ない気がするので、スプーンでチャチャッとかたずける。
なんか釈然としない食後感。
コスパは良いし、サブメニュー推しの熱意・意気込みは認めるが、例のノボリが期待値ハードルを特盛りに上げ過ぎたな。
▼ どうしても「昭和の黄色いカレー」の写真が見たい方はこちら。香の川製麺公式サイトの新着ページ。(いつまでカレー情報が掲載されているかわからないけど。)
※神戸市内で食べたけど、関西一円に広く展開するチェーン店なので、「神戸カレー」ではなく「立ち寄りカレー」のカテゴリとしました。