まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【立ち寄りカレー】喫茶 シュシュ <食べ日:2021年11月21日(日)>【綾部】

明石から舞鶴までロードバイクで走った翌日のこと。

 

ついでに、舞鶴から綾部までの20kmほどを軽く走って、今回の自転車旅を終えることにした。

 

ゆるゆると国道を南下。正午ごろに綾部市街に到達。

 

とりあえず、町の中心であろうJR綾部駅に向かう。

 

市街を走っていて思ったが、綾部はとても静かな町だ。

 

人口8万人ほど。小ぶりで落ち着いた盆地の町。

 

駅前に出たが、周囲に繁華な雰囲気は全くない。

 

昼飯を食べようかと思っていたのだが、飲食店もあまりないようだ。

 

そういえば、駅まで来る途中、ちょい離れた場所に、地元系ショッピングセンターと思しき看板が見えたっけ。そこに行けば気軽に入れる飲食店もあるだろうと考え、そちら向かう。

 

さて、その場所に到着してみると、交差点を成す道路を境に、小ぶりなショッピングセンター、ホームセンター、家電量販店、ファミレスが寄り添うように集まっていた。

 

日常生活に密着した商品が、その四ツ辻に、コンパクトにキュッと集まっている感じ。

 

とりあえず、ショッピングセンターの駐輪場に自転車を停めて、中に入る。大き目の2階建てスーパー、プラス専門店が幾つか、という構成の商業施設だ。

 

館内表示で、2階に喫茶店があることを知る。軽食もあるのではないか?と期待しつつそちらに向かう。

 

「喫茶 シュシュ」と書かれた入口看板横のショーケースを見ると、やはりカレーあるね。

 

連日のサイクリングで、疲れと眠気がじわじわ出てきたので、ここはカレーとアイスコーヒーでシャキッとしようぞ。

 

窓際の席につき、帰りの電車情報を調べつつ、カレーを待つ。

 

すると、このあたりの中核都市にしては、電車の本数が想像以上に少ないことが判明。帰りの輪行は時間かかりそうだ。

 

そんなことをつらつら考えていたところに、カレーとアイスコーヒーが到着。

 

f:id:coregore:20211204214845j:plain

白いお皿がいい。福神漬けが映える。スプーンを包む紙ナプキンが懐かしい感じ。
ミニサラダ付き。お箸もついている。

 

一口食べてみる。おお、うまいじゃないか。

 

一言でいえば、見た目通りの味。期待通りの味。

 

尖ったところのない、真っ正直のストレートな喫茶店カレー。

 

どちらかというと甘口、しかし甘すぎず。

 

酸味強すぎず、まろやかな味わい。

 

小ぶりだが脂身のついたビーフもいい。

 

疲れた時にはこういうカレーがぴったり。

 

ほんのりスパイシー、胃袋の底から、じんわりホカホカを体を温めてくれる。

 

食後のアイスコーヒーを飲み終えたときには、帰りに向けての気力が湧いてきた。

 

f:id:coregore:20211204215012j:plain

席横の大窓からは商業施設の駐車場が見えた。かなり広い。車がひっきりなしに出入りしている。地域全体が車社会なんだろうな。電車の本数が少ないのもわかる・・
そんなことを考えつつの、旅先ランチタイムであった。