まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【神戸カレー】珈琲 春秋 Kobe コープ兵庫店 <食べ日:2022年11月26日(土)>

用事がありJR兵庫駅近辺を訪れた際、たまたま小一時間ほどの待ち時間が生じた。

 

時刻は13時。

 

昼飯にカレーでも食べるか。

 

時間に余裕があるので、食事と共にアイスコーヒーでも飲んで、まったりしたい。

 

そう考えると、カレー専門店よりは、軽食を出す喫茶店がベストチョイスかな?

 

そういえば、駅近のCO-OP(コープ神戸)のビル内に喫茶店があったっけ。

 

もしかしたら、カレーもメニューにあるかもしれないな。とりあえず、お店に行ってみるか。

 

駅から徒歩1~2分で、コープ到着。1階の窓に店名「珈琲 春秋」の表示がある。

 

店舗入口はビル外側にはなく、全く目立たない。これまで何度も前を通りつつも、あまり印象に残らず、入店したこともなかった。

 

コープのビルに入り、奥の方に進むと店舗の入口があった。そこにはランチメニューの立て看板があり、「オリジナルカレー セット」の表記もある。よしよし。

 

カレーは3サイズから選べるようで、S:700円/M:800円/L:900円 だそうな。「温泉たまご付き」とある。

 

店内に入り、窓近くの席につく。なかなか重厚感のあるテーブルと椅子だ。昔のちょっと高級風な純喫茶という雰囲気。

 

アイスコーヒーとともに、カレーセットを注文。初見ゆえサイズ感がわからないため、サイズはまんなかの「M」で。

 

コープ併設、昔ながらの喫茶店、ということで「客層はおばちゃん中心だろう」と思っていたが、意外と若い客も多い。昼過ぎなのに、席も結構埋まっている。なかなかの人気じゃないか・・そんなことを考えているうちに、カレーとアイスコーヒーがすぐさま到着。

 

「オリジナルカレー」は、色鮮やかな野菜カレーだ。

 

色とりどりの野菜、そして丸く盛られたごはんのこんもり感がひときわ目を引く。

 

皿は深め、ご飯がこんもり。一般的な感覚では、十二分に大盛クラスと言える。

 

さらに、ルーがなみなみと注がれている。想像以上のボリュームだ。

 

さらには、温泉たまごに加え、サラダも付いているぞ。これで800円はお得だな~。

 

「得した感」にひたりつつ、まずはカレーを一口。

 

ふむ、あっさり志向の素直な味。

 

たっぷりルーの中には、パプリカ、ベビーコーン、ズッキーニなど、野菜がふんだんに仕込まれている。

 

スパイシーさではなく、落ち着いたあじわいで勝負するカレー。それが野菜とマッチしている。

 

スープカレー寄りな雰囲気も感じられる一皿だ(ルーはそこまでサラサラではないが)。

 

カフェメシらしく、ヘルシー&オシャレ感あり。しかし量はガッツリ。

 

お得感に包まれつつ、完食。いやはや、満腹でござる。

 

 

さて。食後のアイスコーヒーをば。

 

濃い色合いのアイスコーヒーに、渋い木目のテーブルが良く似合う。褐色のシロップもクラシカルでイイ感じ。

 

ここでふとメニューブックを見る。「アイス珈琲」420円とある。

 

「瞬間冷却法で作る香り高い芸術品」なるキャッチコピーで紹介されている。ほほう、そこまで言うなら、期待できるぞ。

 

飲んでみると、しっかりしたコーヒーの味わい。喫茶店の「ちゃんとした」アイスコーヒーだ。

 

最近だと、スタバをはじめとするチェーン店カフェのアイスコーヒーに慣れてしまっているが、それらとは一線を画す正統派の一杯。

 

後味を引かないカレーが、コーヒーの味を引き立てた。

 

 

満足の小一時間をすごしたのち、お会計のレジへ。

 

PayPayで払おうとスマホを構えたところ、「800円です」と言われる。

 

あ、レジのお姉さん、間違えているよ。

 

「カレーとアイスコーヒーなんですけど」と告げる。800円+420円で、1220円でしょ?

 

すると、お姉さん「ええ、800円です」とのこと。

 

むむっ! どうやら、カレーセットにはアイスコーヒーも含まれていたようだ。

 

するってえと・・800円から、単純計算でアイスコーヒーの420円也を差し引くと・・

 

あの野菜ふんだんな大盛カレーと、サラダ、温泉たまごが・・380円!?

 

値段おかしい!

 

いい意味でおかしい。

 

大満足感につつまれつつ、お店を後にした。

 

調べたところ、「珈琲 春秋」は岡本に本店があり、西宮北口や宝塚等にも店舗が複数あるらしい。ハイソな街志向なのかな?