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【神戸カレー】釜出しうどん こと平【板宿】<食べ日:2023年5月20日(土)>

JR須磨駅付近から、板宿~高速長田方面を経由し東へと延びる道路「西国街道」。

 

そのまま進めば、自転車レーンのある大開通りへとつながっていくため、幾度となく自転車で通過したことがある。

 

そして、通過するたびに、気になっていたお店がある。名前を「釜出しうどん こと平」という。

 

名前から讃岐系と想像がつくが、いわゆるセルフのうどん店ではない。値段もセルフ系よりはワンランク高いはずだ。

 

だから避けていた・・というわけでもないのだが、なんとなく未訪問であった。

 

しかしこの日、付近を徒歩で通りがかったので、これを機会に寄ってみることにした。

 

 


ちなみに、板宿とその周辺は実力派うどん店の激戦区。

 

この地で長らく営業を続けているということは、味は期待できそうだ・・・そんなことを考えつつ歩き、お店が見えてきた。

 

ほほう、「肉祭り」と書かれたノボリが立っているぞ。

 

店内がほとんど見えないのも、これまで訪れなかった理由の一つではある(一人でふらっと訪れやすいカウンター席があるのか不明なため)。



入口付近に掲示された「肉祭り」対象メニューを見ると、「肉カレーうどん」があるではないか。これにしよう。

 

店内は6人掛けのテーブル席が3つ、奥には座敷席もあるようだ。

 

カウンター席はないのかな。まあ、開店直後だったので、空いているテーブル席を一人で独占。

 

テーブル上の「肉祭り」メニュー。単なる牛肉ではない。神戸牛肉!
讃岐うどんとの魅惑のコラボだ。

 

注文の際に「LINEで友達登録するとトッピングが1点サービス」と言われて、とりあえず登録。温泉たまごのトッピングをゲット。

 

最初に、牛肉にしぐれ煮(佃煮)が小皿とともに届いた。へ~、これサービスなのか。

 

外観からの予想通り、値段は少々高めであるが、その価値はあるな~。

 

しばらく待ったところで、肉カレーうどんが到着。

 

肉・ネギたっぷり!ボリュームたっぷり!うまそうだ。
オプションでごはんも付ければ、しぐれ煮がさらに威力を発揮するだろう。

 

どんぶりのデカさが、まず目を引く。

 

まずは、たっぷりとカレーつゆにからめたうどんを一口。

 

噛んだ刹那、うどんのコシの力強さにおどろく。この歯ごたえ、のど越し。出色だ。

 

そして、ダシが効いたつゆは、甘口。しぐれ煮や牛丼等の味付けなどに通ずる甘辛味がベース。濃厚でうまい。

 

そこにピリッと薬味のアクセントをもたらすのが、しっかり角が立った、シャキシャキの細切りネギ。

 

もちろん「肉カレーうどん」を名乗るだけあって、肉のボリュームもたっぷり。

 

値段を見たときには「やや高いかな?」と思ったが、そのぶん全体的にクオリティが高い。

 

半ばまでウマウマと食べ進んだところで、七味唐辛子をひと回し振りかけて味変敢行。スパイシーさが加わり、いい感じだ。

 

残りわずかとなった頃合に、とどめとばかり、サービスのしぐれ煮もつゆの中に投入。味変第二フェーズに移行。

 

元々が甘口なだけあり、しぐれ煮との味の相性も良く、歯ごたえも加わり、これはこれで旨い。

 

最後はつゆまで残さず完食。

 

税込千円ちょい。うどんとしては高級な部類になるだろうが、十分値段なりのことはあった。

 

それにしても、あのうどんのコシを思えば、冷(ひや)のぶっかけとかもゼッタイ旨いに違いない。

 

もうちょい気温が夏らしくなったら、冷のうどんを食べに、また来よう。

 

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