今回は「神戸カレー」の番外編的な記事。
ときに、私がもっともよく利用するホームセンターは、カインズである。
店内はスッキリ整理され、清潔感があり、表示もわかりやすく、PB商品も充実。
昔ながらのゴチャゴチャしたホームセンターとは一線を画す点に好感を持っている。
そのカインズだが、神戸市内には4店舗ある。
「深江浜店」「垂水店」「西神南店」、そして市内の旗艦店というべき「ひよどり台店」(通常店舗とペット&ガーデン館の2店舗が並びたつ)。
いずれの店舗にも飲食コーナーが併設されている。ロードバイクで乗り付けて、買い物ついでに一休み出来て、便利。これもカインズ贔屓の一因。
ただ、飲食コーナーといっても、各店舗で様相が異なっており
・深江浜店、垂水店 → モスバーガー
・西神南店 → モスバーガー、カインズキッチン(フードコート)、CAFE BRICCO
・ひよどり台店 → カインズキッチン
以上の陣容となっている。
なぜカインズとモスバーガーがこれほど親密なのかよくわからんが、今回話題として取り上げたいのは、そこではない。
フォーカスしたいのはズバリ、カインズキッチンのカレーである。
ひよどり台店のカインズキッチンは、フードコートの定番である、ドリンク、ソフトクリーム、たこやき等に加えて、ラーメン、そしてカレーも取りそろえている。
フードコートなので、値段はとても安い。
しかし、ラーメンにしても、カレーにしても、値段の割にはそこそこうまい。
フードコートゆえ、カレーなどは、ごはんに業務用のカレーをかけて、福神漬けを添えただけのものと思われる。
具もほとんど入っていない。
でも、ねっとりとごはんに絡む、しっかり酸味の効いたルーは、結構好きな味だ。
ちなみに、以前は西神南のカインズキッチンでも、カレーとラーメンは扱っていたが、コロナ騒動のあおりであろうか、いつしかメニューから消えていた(たこ焼きは残った)。
ひよどり台店においても、コロナ禍では、カレーは弁当形態のみになったり、フードコートが完全閉鎖・リニューアルが行われたりと、目まぐるしい変遷があった。
しかし、最終的に「カインズのカレー」は、ひよどり台店において、生き残った。
上の写真を撮影した日は、ロードバイクで西神戸~鈴蘭台をぐるっとめぐってから、昼飯を食べるために立ち寄った。
カロリーを消費した後だけに、カインズのカレーは、いっそうおいしく感じた。
神戸ではここでしか味わえない「カインズのカレー」。
今後もずっと提供し続けてくれることを願わずにはいられない。