遮蔽物が、ない。
この日の最高気温35℃。
照り付ける日差しが、ウェアを通しても熱く感じる。
久々の六甲アイランド周回路。
台風接近につき風が強く、町中の車道よりも安心して走れるかナ?と思いやってきた。
しかし浜風は強く、追い風になる沖側のバックストレッチ(?)だけは好調だが、それ以外は横風と向かい風。漕げども進まない。
しかし、回路内に張られた横幕が足を止めることを許さない。
▼ これ。 走行厳守
キーポン・ペダリン!・・てか?
そうは言われてもなあ。
(実際には、ここで車両を停止させてはイケんよという注意書きか何かなんだろうけど。)
大回りに3週ほどくるくる回ると、疲れてしまった。
午後から天候が崩れるらしいし、とっとと帰ろっと。
まあ、そんなことはともかく。
本稿の主題は、別にある。
平日の六アイは、意外と安全ではなかったことを書き留めておきたい。
トラックはもちろんのこと、コンテナシャーシを引っ張るドレー車(トレーラー車)が多数走行。
お盆休み気分で気軽に来てしまったが、港湾にとっては、普通に平日であることを痛感した(お盆期間でなければもっと多いことだろう)。
以前に来た日曜・祝日とは状況が全く違う。走ってるロードも少ない。これはうかつだったなあ。
ときに、港湾・物流こそ、六アイの主要産業。
それに対して、こちらは単なる闖入者。なるべく邪魔にならないよう走らねば。
そして、安全に注意して走らねば。
■ 実際に走ってみて感じた平日の六アイ周回路、注意事項あれこれ
・六アイの外周部分は港湾・倉庫街なので人影ほぼなし。そのため、安心して飛ばしている大型車も珍しくない。
・コンビニ駐車場(場所柄だけあり広大)にも、大型車が結構なスピードで乗り入れてくる。こちらがコンビニにピットインする時には、用心が必要。
・倉庫や工場の出入り口手前で路駐している大型車が多い(おそらく入場時間が決まっており、時間待ちしているのだろう)。そのため、路駐車の後ろから進むと、出入り口が死角になる。路駐車の陰から、トラックがにょっきり出てくる場合があるので要注意。
・上記の「出入り口手前駐車」するために、急に路肩に寄ってくる大型車も見かける。
・一旦出入り口付近に止まったと思いきや、位置調整のためにバックしてくる場合もある。あるいは入口に向かって不意に動き出す場合もある(カーブする際、車体が長いので大きく外に膨らむ)。後ろから接近する場合、ブレーキランプやウインカーの点灯は要チェック。
・六甲大橋へと続くスロープ付近は、大型車が集まってくる。路肩を走っていても危ないと感じる場所もあった(即歩道へ避難)。もとより、この地点はルートから外したほうが良さそう。
などなど、平日の六アイ周回路には注意点がいっぱい。
ただ、日・祝に比べて少ないとはいえ、散見されるローディの中には、慣れてる風の人もいる。
距離を空けてついていくと・・正確には、ついていこうとしたけど、速攻でちぎられたので、遠巻きに様子を眺めていると・・なるほど、車のほとんど入ってこないエリアもあり、そちらを中心に走っているようだ。なるほどね~。
▼ この日感じた、交通量の多いエリア(赤い部分)。
海側と西側は、港湾・物流施設が多く、交通量も多い印象。
もっとも、今日一日だけの感想なので、どこまで汎用性のある情報か自信はないけど。
ともかくも、港湾物流の邪魔にならない場所を走る=最も安全かな~と思った次第。
▼ 交通量の少ない道を選べばこのとおり。遠慮なくキーポン・ペダリン!