この日、所用で尼崎に出かけた私は、現地移動用に、JR立花駅で「ハローサイクリング(以下、ハロサイ)」のシェア自転車を借りた。
なんとなくハロサイ、気に入っているのだ。
シェア自転車といえば、ドコモバイクシェアの、通称「赤チャリ」が有名だが、ポートが大都市部の都心に一極集中しているのが難。
シェア自転車は、乗り捨て可能な、お手軽近距離移動手段。ポートがある程度ばらけているハロサイのほうが、ポタ乗りの私にとっては使い勝手が良い。
さて、以前ハロサイがらみの記事で書いたように、シェア自転車はスマホ保持が前提のサービスだ。そのため、バッテリー切れは厳禁。
▼ そのときの記事
上記の記事では「シェア自転車の利用時は、念のため予備バッテリーを!」の一文で結論付けたが、その後、私は大容量バッテリーのスマホに買い替えた。これで安心。
また、シェア自転車の場合、ロードに乗るときと違って、スマホで地図アプリを操作することが多い。そのため、指切りタイプのグローブも新たに買い揃えた。
さてこの日は、まず尼崎の北部で用事を済ませて、そのまま尼崎の町を自転車でブラブラ南下。
それにしても、尼崎は自転車で走りにくいね。
基本的に「自転車は自歩道を走ってください」仕様になっている。
幅広歩道の赤いレーンが自転車走路となっている(ことが多い)。そして、路側帯はなきがごとし(なことが多い)。
▼ 軽車両専用の信号というものを見かけた。
「自転車は(自)歩道」という方針にのっとって、街路が設計されていることがわかる。
「危ないので、自転車は車道を走るな」的な公的表示版すら見かけた。
この「自歩道赤レーン方式」は、かつての大阪に倣ったもの(※)だろうな。西宮市等でも見られる。
(※現在の大阪では、自歩道赤レーンと、車道の自転車ナビマークが入り乱れ、ワケワカランことになっている。)
そのため、現在の潮流である「自転車は車道が原則」には合致していない。
こういう状況に出くわした場合、ちょっと戸惑う。その際の、私の行動判断基準はただ一つ。
「安全に走れるかどうか」
尼崎は工業都市なので、大型車が多い。路側帯がショボい場合、迷わず自歩道徐行だ。
歩行者に十分気をつけて、ゆ~るゆる、ポ~タポタ。別に急ぐ必要もないし。
尼崎を南下して、街の中心である阪神尼崎近辺に到着。
▼ 尼崎中心部遠景。幅広の川を擁する河口の町。海近し。
阪神尼崎駅裏のポートに自転車を返却。
さてと、尼崎商店街で、ちょい遅めの昼飯にするか。