まったり巡行

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【まったり自転車】ハロサイで尼崎ブラブラ ~ あるいは「自歩道の自転車レーン」についての雑感 <乗り日:2020年8月1日(土)>【近所ポタ】

この日、所用で尼崎に出かけた私は、現地移動用に、JR立花駅で「ハローサイクリング(以下、ハロサイ)」のシェア自転車を借りた。

 

なんとなくハロサイ、気に入っているのだ。

 

シェア自転車といえば、ドコモバイクシェアの、通称「赤チャリ」が有名だが、ポートが大都市部の都心に一極集中しているのが難。

 

シェア自転車は、乗り捨て可能な、お手軽近距離移動手段。ポートがある程度ばらけているハロサイのほうが、ポタ乗りの私にとっては使い勝手が良い。

 


さて、以前ハロサイがらみの記事で書いたように、シェア自転車はスマホ保持が前提のサービスだ。そのため、バッテリー切れは厳禁。

 

▼ そのときの記事

matapato.hateblo.jp

 

上記の記事では「シェア自転車の利用時は、念のため予備バッテリーを!」の一文で結論付けたが、その後、私は大容量バッテリーのスマホに買い替えた。これで安心。

 

また、シェア自転車の場合、ロードに乗るときと違って、スマホで地図アプリを操作することが多い。そのため、指切りタイプのグローブも新たに買い揃えた。

 

 

 

さてこの日は、まず尼崎の北部で用事を済ませて、そのまま尼崎の町を自転車でブラブラ南下。

 

それにしても、尼崎は自転車で走りにくいね。

 

基本的に「自転車は自歩道を走ってください」仕様になっている。

 

幅広歩道の赤いレーンが自転車走路となっている(ことが多い)。そして、路側帯はなきがごとし(なことが多い)。

 

▼ 軽車両専用の信号というものを見かけた。

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交差点の自転車横断道とリンクする形で設置されている。

 

「自転車は(自)歩道」という方針にのっとって、街路が設計されていることがわかる。

 

「危ないので、自転車は車道を走るな」的な公的表示版すら見かけた。

 

この「自歩道赤レーン方式」は、かつての大阪に倣ったもの(※)だろうな。西宮市等でも見られる。

 

(※現在の大阪では、自歩道赤レーンと、車道の自転車ナビマークが入り乱れ、ワケワカランことになっている。)

 

そのため、現在の潮流である「自転車は車道が原則」には合致していない。

 

 


こういう状況に出くわした場合、ちょっと戸惑う。その際の、私の行動判断基準はただ一つ。

 

「安全に走れるかどうか」

 

尼崎は工業都市なので、大型車が多い。路側帯がショボい場合、迷わず自歩道徐行だ。

 

歩行者に十分気をつけて、ゆ~るゆる、ポ~タポタ。別に急ぐ必要もないし。

 

尼崎を南下して、街の中心である阪神尼崎近辺に到着。

 

▼ 尼崎中心部遠景。幅広の川を擁する河口の町。海近し。

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尼崎というと、ガチャガチャにぎやかな「尼崎商店街」の下町繁華街のイメージが強いけど、町の遠景は、意外と落ち着いた感がある。


阪神尼崎駅裏のポートに自転車を返却。

 

さてと、尼崎商店街で、ちょい遅めの昼飯にするか。