前回自転車記事で書いた100km超の姫路往復ライドの数日前、ホイールのリムテープ(以下 リムテ)張替え作業を行った。
リムテの寿命は1年目安と聞いたことがあるが、前回交換から概ねその程度経過している。
このところリム側のパンクが続いていたのも、リムテ劣化が原因かと思われる。長距離走る前に新調しようと思った次第。
そこで出社日の帰途、梅田のヨドバシカメラ自転車コーナーに立ち寄り、リムテ購入。
前回はシュワルベの真っ青なリムテを購入したが、今回は別メーカーにしてみようかな。
おっ、パナレーサーのリムテ、半透明でなんかイイ感じ。しかも信頼の日本製てか。コイツにしよう。
シュワルベよりもやや高いが、その分耐久性が高いかも・・そう期待して、前・後輪用として、2点買って帰った。
さて、リムテを交換する段になって、紙パッケージを解くと・・あれれ? 1つの商品から、2本出てきたよ。
それならそうと、「2本セット」、「×2」等とパッケージに分かりやすく書いておいてくれよ~。余分に買っちゃったじゃないか(パッケージには、まったく数量の表記がない)。
シュワルベのリムテは1本単位だったので、値段もシュワルベ品のほうが実際には高いわけだ。そういう意味でも期待がはずれた。
う~ん・・・まあ、いい。
とりあえず、張替え作業だ。
まずは古いリムテを外す。マイナスドライバーをつかって、バルブ穴あたりからテキトーに引きはがす。
さて、新しいリムテを取り付けるとしよう。
まず。ホイール・リムテ双方のバルブ穴の位置をあわせる。そして、ずれないように穴にドライバーを差し込んで、あとはリム内にリムテをパコパコはめていくだけだ。
前回シュワルベ品で張り替えたときは、あっさりと数分で終わった。
▼ 前回リムテープ交換時の記事。
matapato.hateblo.jp
それと同じ要領でパナレーサーのリムテを張ろうとしたところ、おりょ? リムテの長さが足りない・・!?
リムテは輪っかになっているが、セオリー通り、バルブ穴の位置からはめていくものの、リムテの輪の大きさが、ホイールの外周に比べて明らかに小さい。
「うわ、これサイズ間違えて買っちゃったか、しかも2つも」と、一瞬焦った。
そこでパッケージを改めて確認したが、そこにはちゃんと700Cと記載されている。ふむ、間違っていない。
てことは、ぐいぐい引っ張り伸ばして、ホイールの大きさに合わせろってことか。
とりあえず、その方向で試してみるか。
それにしても、想像以上の力で引っ張る必要がある。固い固いゴムバンドのようだ。
リムテが千切れそうで、怖い。
しかし実際には切れることなく、なんとかホイールの大きさまで伸張させることができた。
引っ張ったリムテを、ホイールの内側にずらしてセットしていく。
すると、指がリムテとホイールのエッジに挟まれて、痛い。
そこからズリズリ指を引き抜いていくのだが、皮膚がエッジとこすれてイテテッ・・・
なんでリムテ張るのにこんなに痛い思いしなきゃならんのだ。
やっとの思いで指を抜くと、リムテがバチン!と勢いよく縮んで、ホイール内側におさまった。やれやれ。
ぞして全体のはまり具合をチェックすると、強引な力技作業でホイールとリムテのバルブ穴の位置がずれているのを発見。
さらに、最後にバチン!と勢い任せでセットしたため、リムテがリム内に対してやや寄しまった箇所もある。
くそ~~。やり直しかよ~~~。
マイナスドライバーをつかって、いったんリム内におさまったリムテを引きはがす。リムがドライバーの先端にこすれて微細なキズがつくが、気にしていられない。
何度かのトライで、ようやく前後輪、リムテを張り終えた時には、疲労困憊。多分、1時間半くらいかかったと思う。
次回のリムテ交換時は、ゼッタイに、パナレーサー以外を選ぼう。
そう強く思ったが・・ああ、もう1個余っているんだよ、余分に買ってしまったパナレーサーが。
てことは、次回もパナレーサーのリムテと格闘かよ~~。
ま、今回コツも掴んだので、その時には対策を練って、もうちょっと上手くやるとするか。
▼ 個人的には、こちらがおすすめ。私のようなド素人でもラクラクセットできたシュワルベのリムテープ(こちらは1商品1本。前後輪なら2個購入する必要あり。)
▼ シマノのリムテープも気になるところ。機会があれば使ってみたい。