まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【まったり自転車】思うにまかせぬ、久々の自転車旅(即日メモ)

久しぶりの自転車旅行に出かけた。

 

輪行旅行だ。

 

掛川のあたりで山に登ったり。

 

翌日は御前崎の岬をぐるっと走ってみたり。

 

いやあ、つかれた、つかれた。

 

 

 

元々はロードバイクを持っていくつもりであった。

 

ところが、あいにくロードの調子が悪い。

 

先週末、近場を走ったのち、スプロケがガタついているのを発見。これで出かけるのはキケン。

 

そう判断して、急遽機材変更。

 

普段使いの折りたたみ自転車を持って行った。

 

ただ、旅行のルートは、本来ロードで走ることを想定したもの。

 

折りたたみ小径車では、少々しんどいライドとなった。

 

 


さらには、当初2泊3日を想定していたが、3日目の天気がモロ雨予報。

 

自転車は天気には勝てない。一日予定を早めて帰宅。

 

その分、二日目には、たっぷり走った。

 

 


いろいろと予定が狂った自転車旅であった。

 

でもまあ、これはこれで楽しかった。

 

詳細は明日以降に、ぼちぼち記事にしていこう。

 

御前崎岬の先端にて。
結構な距離を、どうにか走り切ってくれた折りたたみ小径車「アサヒサイクル グラマラス」。想像以上にタフなヤツだ。

 

【まったり自転車】折りたたみ小径車で掛川御前崎 (全2回+即日メモ) <乗り日:2022年11月18日(金)~19日(日)>
即日メモ: 思うにまかせぬ、久々の自転車旅 ★このページ★
Part1: 掛川のラルプ? 粟ヶ岳を登る
Part2: 海岸風景を堪能、そして焼津にたどり着く

【まったり自転車】パナレーサーのリムテープ「Poly-Lite」と格闘のこと 【ピンとキタ!見た!買った】

前回自転車記事で書いた100km超の姫路往復ライドの数日前、ホイールのリムテープ(以下 リムテ)張替え作業を行った。

 

リムテの寿命は1年目安と聞いたことがあるが、前回交換から概ねその程度経過している。

 

このところリム側のパンクが続いていたのも、リムテ劣化が原因かと思われる。長距離走る前に新調しようと思った次第。

 

 


そこで出社日の帰途、梅田のヨドバシカメラ自転車コーナーに立ち寄り、リムテ購入。

 

前回はシュワルベの真っ青なリムテを購入したが、今回は別メーカーにしてみようかな。

 

おっ、パナレーサーのリムテ、半透明でなんかイイ感じ。しかも信頼の日本製てか。コイツにしよう。

 

シュワルベよりもやや高いが、その分耐久性が高いかも・・そう期待して、前・後輪用として、2点買って帰った。

 

パナレーサー「Poly-Lite」。二つ購入で千円余り。

 

 


さて、リムテを交換する段になって、紙パッケージを解くと・・あれれ? 1つの商品から、2本出てきたよ。

 

それならそうと、「2本セット」、「×2」等とパッケージに分かりやすく書いておいてくれよ~。余分に買っちゃったじゃないか(パッケージには、まったく数量の表記がない)。

 

シュワルベのリムテは1本単位だったので、値段もシュワルベ品のほうが実際には高いわけだ。そういう意味でも期待がはずれた。

 

う~ん・・・まあ、いい。

 

とりあえず、張替え作業だ。

 

まずは古いリムテを外す。マイナスドライバーをつかって、バルブ穴あたりからテキトーに引きはがす。

 

新品時は鮮やかすぎるターコイズブルーを誇ったシュワルベのリムテープ。今では色褪せ、ホイールのニップル穴の部分もペコペコ凹んでいる。

 

さて、新しいリムテを取り付けるとしよう。

 

まず。ホイール・リムテ双方のバルブ穴の位置をあわせる。そして、ずれないように穴にドライバーを差し込んで、あとはリム内にリムテをパコパコはめていくだけだ。

 

前回シュワルベ品で張り替えたときは、あっさりと数分で終わった。

 

▼ 前回リムテープ交換時の記事。

matapato.hateblo.jp

 

 

それと同じ要領でパナレーサーのリムテを張ろうとしたところ、おりょ? リムテの長さが足りない・・!?

 

リムテは輪っかになっているが、セオリー通り、バルブ穴の位置からはめていくものの、リムテの輪の大きさが、ホイールの外周に比べて明らかに小さい。

 

「うわ、これサイズ間違えて買っちゃったか、しかも2つも」と、一瞬焦った。

 

そこでパッケージを改めて確認したが、そこにはちゃんと700Cと記載されている。ふむ、間違っていない。

 

てことは、ぐいぐい引っ張り伸ばして、ホイールの大きさに合わせろってことか。

 

とりあえず、その方向で試してみるか。

 

それにしても、想像以上の力で引っ張る必要がある。固い固いゴムバンドのようだ。

 

リムテが千切れそうで、怖い。

 

しかし実際には切れることなく、なんとかホイールの大きさまで伸張させることができた。

 

引っ張ったリムテを、ホイールの内側にずらしてセットしていく。

 

すると、指がリムテとホイールのエッジに挟まれて、痛い。

 

そこからズリズリ指を引き抜いていくのだが、皮膚がエッジとこすれてイテテッ・・・

 

なんでリムテ張るのにこんなに痛い思いしなきゃならんのだ。

 

やっとの思いで指を抜くと、リムテがバチン!と勢いよく縮んで、ホイール内側におさまった。やれやれ。

 

ぞして全体のはまり具合をチェックすると、強引な力技作業でホイールとリムテのバルブ穴の位置がずれているのを発見。

 

さらに、最後にバチン!と勢い任せでセットしたため、リムテがリム内に対してやや寄しまった箇所もある。

 

くそ~~。やり直しかよ~~~。

 

マイナスドライバーをつかって、いったんリム内におさまったリムテを引きはがす。リムがドライバーの先端にこすれて微細なキズがつくが、気にしていられない。

 

何度かのトライで、ようやく前後輪、リムテを張り終えた時には、疲労困憊。多分、1時間半くらいかかったと思う。

 

紆余曲折のすえ、所定の位置に収まったパナレーサーの半透明リムテープ

 

次回のリムテ交換時は、ゼッタイに、パナレーサー以外を選ぼう。

 

そう強く思ったが・・ああ、もう1個余っているんだよ、余分に買ってしまったパナレーサーが。

 

てことは、次回もパナレーサーのリムテと格闘かよ~~。

 

ま、今回コツも掴んだので、その時には対策を練って、もうちょっと上手くやるとするか。

 

 

▼ 個人的には、こちらがおすすめ。私のようなド素人でもラクラクセットできたシュワルベのリムテープ(こちらは1商品1本。前後輪なら2個購入する必要あり。)

 

シマノリムテープも気になるところ。機会があれば使ってみたい。

【立ち寄りカレー】【大阪】明日へのカレー 【平野町】

職場近くで年一回の健康診断を終えた後、検査機関窓口で「メタボ警告 特定保健指導」のチラシをわたされた。少々落ち込む。

 

たしかに、最近なかなか体重落ちないからなあ・・

 

けっこう自転車で走ってるんだけどなあ・・

 

これも年齢のせいだろうか。

 

ま、とにかく。検査のために朝食抜いたので、飯だ飯だ。

 

カレーでも食べて元気出そう。

 

すきっ腹を抱え、14時すぎの大阪道修町スマホで近辺のカレー店を探す。

 

このあたりは典型的なビジネス街なので、カレー店こそ多いが、ランチタイム以外で営業している店舗は意外と少ない。

 

いわゆる「ヤドカリカレー」(居酒屋などの夜主体のお店を昼間だけ「宿借り」して開店しているカレー店)などは、スマホには表示されど、営業時間を少し外して訪れると影も形もなかったりする。

 

そんな微妙な時間帯ではあるが、少々歩いたところに、確実に営業していそうなお店を見つけた。

 

「明日へのカレー」とな。変わった名前だな。

 

御堂筋を東へと渡り、一本奥に入ったところにそのお店があった。

 

カフェ? パティスリー? ベーカリー? えっ、カレー店!?

 

なんだか、カレー店ぽくない。欧州のカフェを思わせる店構えだ。

 

中に入ると、白を基調とした・・というか、真っ白。洗練された調度の店内に圧倒される。

 

客席は室内いっぱいに広がる大きなU字型のカウンターテーブルのみ。

 

業態的には、まちがいなくカレースタンド的な店舗だ。

 

しかし、なんだこのオシャレ感は。

 

なんだか場違いな場に来てしまったように感じたおっさんは、コソコソとカウンターの一番隅っこに座る。

 

さて、腹が減っているので、ごはん大盛にしよう。

 

メニューを伺う限り、トッピング推しのお店のようだ。では、カツカレーにでもしようか・・と考えたところ、通常のカツカレーとは別に記載された、「薄カリッ!カツカレー」というメニューが目に付いた。

 

メタボ予備軍判定された直後の私には、こちらが刺さった。迷いなく薄カリッ!を注文する。

 

そもそもメタボ軍の自覚があるなら、大盛カレーで揚げ物食べるなよ・・と自分にツッコミを入れつつ、待つことしばし。

 

まず小皿に盛られたピクルス(キャベツ、ニンジン、大根?)、次いでカレーのお出まし。

 

盛り付け、そしてお皿を含めた全体の色合いがいい。

 

明るいルーの色が、白いつやつやしたお皿に映える。

 

カレーそのものはプレーンのようなので、ピクルスを一種の具としてカレーの上に一気投入。そして一口。

 

ポップな見た目から、甘辛系を予想していたが、意外と落ち着いた味わい。

 

スパイシーさを感じさせつつも、シックにまとめあげた欧風カレー。

 

そして、スライス肉を上げたカツは、薄いながらも意外とボリューミー。

 

サクサクした食感が、カレーの味にマッチ。

 

スナック感覚、ついついスプーンがすすみ、一気に平らげてしまった。

 

【まったり自転車】姫路への道にはトラブルが落ちている? <乗り日:2022年11月5日(土)>

先週末の日曜日、ロードで西神南のあたりを走っていると、前輪パンクに見舞われた。

 

チューブを取り出して状況を確認すると、リム側の表面に小さく波打っている箇所があり、そこに穴が開いていた。

 

前回は1か月前に後輪がパンクしたが、全く同様の症状であったと記憶する。

 

そこでリム表面を見ると、リムテープ(以下 リムテ)に劣化が見られ、ニップル穴の部分が凹んできている。

 

おそらく、こいつが原因だろうな。

 

前回リムテ交換はちょうど1年ほど前。そろそろ寿命か。

 

そこで、リムテを購入し、前後輪とも取り替えた(この取替作業にひと騒動あったのだが、その件詳細は次回以降の記事に譲るとしよう)。

 

 

 


さて、時は変わって昨日のこと。

 

飛び石3連休半ばの土曜日、リムテを新調したロードに乗って、意気揚々と姫路までの往復ロングライドに出かけた。

 

1か月前、10月初頭の3連休に姫路往復ライドに出かけたが、その時は往路途中でホイールのスポーク折れアクシデントにみまわれ断念。今回は、そのリベンジライドというわけだ。

 

ゆえに、あえて前回断念時と全く同じルートをたどる。須磨から西明石までは国道2号、そこから国道250号(明姫幹線)に乗り換え、明姫幹線が高砂のあたりで尽きると再び国道2号へ。

 

前回果たせなかった墓参りを兼ねたライドのため、線香・ロウソク・点火器などの用具をフレームバッグに詰めて、ひたすら西に向かってクランクを回す。

 

ホイールは修理したし、リムテは交換したし、今回はトラブルに遭遇することなかろう。そう思うと、心もペダルも軽くなる。

 

片道50㎞余りを快調に進み、途中のコンビニ小休止を含めて、3時間半ほどで姫路中心街に到着。時刻は10時AM過ぎ。予定通りだ。

 

まず、姫路城近辺の父方の墓まいりを済ませる。ついで、姫路の町を北から南へと縦断し、海側の母方の墓参り。

 

ロードを墓地の片隅に停めて、墓周りの掃除、献花を行う。

 

ちょうど、正午のサイレンがなった。子供のころ、おばあちゃんちに来た時、このサイレン聞いたな~。なつかしい。

 

しばし感慨にひたり、さて、帰るか。

 

そして道すがら、どこかで昼飯にカレーでも食べよう・・と思ってお墓に手を合わせた、その時。

 

背後から突然「プシュ~~~」という、嫌な音が聞こえてきた。

 

ええっ、ここでパンクかよ。今回は大丈夫だと思ったのに、勘弁してくれよ~~。

 

ペッタンコになった後輪にゲンナリしつつも、墓地でパンク修理というのもなんなので、適当な場所を求めて自転車押し歩き。

 

ウロウロの末、ようやく見つけた公園のベンチでパンク修理。タイヤチューブを確認したところ、またもやリム側に穴が開いている。

 

リムのタイヤに接する部分を見たが特に問題はない(リムテ張替えたばかりなので当たり前か)。察するに、交換前の状況がかなり悪かったのだろう。その時分にチューブ表面に蓄積したダメージが、長距離走ったことにより、今この時に噴出したのだろうな。

 

今回はノー問題ライドになると思ったのに・・ゲンナリ

 

弱ったメンタルが影響したが、チューブ交換作業に手間取り、再出発した時には13時を過ぎていた。

 

こりゃ、ゆっくりしすぎたな。日の短い晩秋、早く帰らないと、日が暮れるぞ。

 

昼飯のカレーはあきらめるしかない。

 

結局、補給食として一応持ってきたミニようかん一つで、復路のペダルを回し切った。腹回りに蓄積したメタボエネルギーは、さぞかし燃焼したであろう。

 

さすがにペースは落ちて、自宅到着は17時前。なんとか日のあるうちにたどり着けた。

 

リムテを替えて、今日はチューブも替えた。今後しばらくはトラブルがないことを祈ろう。

 

 

紅葉に彩られた姫路城を見ることができた。

【立ち寄りカレー】【尼崎】カレーとクラフトビール ロンロン 【武庫之荘】

昔、武庫之荘に住んでいたことがある。

 

梅田まで阪急電鉄でわずか6駅と交通至便。各停駅とはいえ、乗降客は相当多い。

 

その割には、駅周辺に大きな商業施設や商店街等もなく、パチンコ店などの派手ハデしい建物も皆無。

 

かといって、ことさら高級ぶった感じでもない。

 

そんなナチュラルに落ち着いた雰囲気がとても気に入って、何年も住んでいた。

 

しかし、自分がなじみのあるのは、当時住んでいた駅の南側。

 

北側は駅周辺以外、ほとんど足を運んだことがない。

 

そこで、武庫之荘に用事ができた際、北側をぐるっと歩いてみることにした。

 

碁盤の目状にスッキリと街が構成されている南側と異なり、北側は町中を水路が走り、それに沿って街が形作られたせいか、道路が入り組んでいる。

 

歩いていると、知らぬ間に、さきほど居た場所に戻ってきてしまったりする。よそ者には少々ハードルが高いタイプの街だな。

 

そんな町なみを楽しみつつ、ブラブラ歩いていると、キーマカレーの立て看板を見つけた。

 

一見してカレー店とは見えない外観のお店だ。

 

どうやら夜はクラフトビールをウリとしたバーで、昼間はカレー店という業態のようだ。

 

ちょうどお昼時であったので、迷うことなく、開け放たれたお店のドアをくぐる。

 

奥に長い店内は、カウンターテーブルと、その反対側に壁付けテーブルという店内構成。

 

店内はまさにバーの雰囲気で、カウンター内にはお酒の瓶が多数並んでいる。

 

壁付けテーブルの隅っこに座り、まずはメニューをチェック。

 

メニューの最下段で異彩を放つ「オールスター!全部のせカレー」なるあらくれメニューが気になるが、最近太り気味に加えて、健康診断を間近に控えているので、思いとどまる。

 

筆頭メニューの「定番 チキンキーマカレー」にしておこう(しかし、大盛を頼んでしまう)。

 

バーらしく、大きなグラスに氷たっぷりででてきたお冷をチビチビ飲みつつ、待つことしばし。

 

やってきたキーマカレーがこちら

 

真っ白な丸皿、ちょこんと盛られた付け合わせ。ポップでかわいらしい一皿だ。

 

オレンジがかったルーが特徴の、全体的に明るい印象のカレーだ。


そしてルーが、みるからに肉々しい。

 

こいつは食べ出がありそうだ。

 

食べてみると、一口目からひき肉がぐいぐい来る。

 

おちついた味わいとあいまって、ミートソース的な雰囲気。

 

半ばまで食べたところで、先ほどから気になっていた、テーブル上にある液体の辛味スパイスを少々振りかける。

 

すると、一気にスパイシーなキーマに味変。

 

大盛で注文して正解。二つの味を、たっぷり堪能できた。

 

「カレーとクラフトビール」という個性あるお店ながら、あえてアピール性を排除したかのようなシックな店構えが特徴。

 

【まったり自転車】自転車進入禁止

先日、ロードバイクで神戸から姫路を目指したときの話。

 

西に向かって走り、JR西明石の駅付近で、国道2号から、国道250号に乗り換えた。

 

250号をしばらく走っていると、突如背後からビイィィー----!と警笛が聞こえてきた。

 

最初は気にしていなかったが、警笛は私のほうに近づいてくる。

 

警笛の対象は自分? なぜに??

 

そして、あきらかに意図して車体を近くに寄せた形で、オートバイが側を通り抜けていった。

 

どうやらそのオートバイが警笛を鳴らしていたようだ。

 

煽り運転か?とも思ったが、ちょっと気になることがあったので、自宅に戻った後、Googleストリートビューで現場の写真を確認してみた。

 

場所はたしか、谷地をまたぐ形の、水平な陸橋であったっな。

 

ストリートビューをたどるうちに、記憶にある陸橋の場所にたどり着いた。

 

そして、陸橋の入口付近を拡大してよく見ると、「自転車は側道へ!」という表示板が確認できた。

 

その看板の場所から、下の谷地へ向かう形で側道が設けられていた。

 

件のオートバイの警笛は「自転車はそちらにすすめ」言っていたんだな。

 

なるほど、次回この道を通る際には側道側を進もう。

 

 

 

ただ、解せないのは、陸橋を走る本道に「自転車進入禁止」の標識がないことだ。

こういうケースは時々あり、私を惑わせる。

 

以前、近場ライドの際、同様の状況で自動車専用路に入ってしまい、たまたま近辺で作業をされていた道路関係の職員の人に止められたことがあった。

 

通常、標識を確認しながら走っているので、自転車進入禁止の標識がなく、文字看板(もちろん場所によって形式も異なる)だけの表示だと分かりにくい。

 

たまに「自動車専用路を自転車が走っていた」というニュースを目にすることがあるが、もしかしたら、それらも標識が無かった(もしくは分かりにくかった)故の進入かもしれない。

 

なぜ、標識がないのだろう。

 

自転車進入禁止の分岐路等には、文字看板だけではなく、標識表示をしてほしいところだ。

 

高速等に入口には、通常こういう標識が掲示されている。自転車進入禁止の場合、これを掲示してほしいものだ。

 

【神戸カレー】はつ平【新開地】<食べ日:2022年10月22日(土)>

昭和の色合いが色濃く残る町、新開地~湊川

 

これまで、あまりなじみの無かったエリア。

 

しかし、しばらく前に湊川のカレー店を訪問した時に、このエリアが意外と広く、そして深みのある町であることを感じた。

 

そこで、折りたたみ自転車で出かけた際、用事と用事の合間にこのあたりを再訪してみた。

 

新開地は駅周辺こそ多少は訪れることもあるが、大開通りを挟んで北に伸びる商店街の方面は、思えばほとんど足を踏み入れたことがない。

 

自転車をゆるゆる漕いで、未知の新開地の北エリアをブラブラ。

 

そのうち、アーケード商店街に出たので、押し歩きで北に向かう。商店街の端に達すると、広い公園が眼前に開けた。湊川公園だ。

 

公園入口付近には、戦前は大スターだったという楠公様(楠木正成)の迫力ある騎馬像がそびえる。

 

公園の向こう側には湊川の商店街のアーケードが見える。ほう、新開地と湊川の町ってこういう風に繋がっていたんだな・・今更ながら、そんなことを知る。

 

さて、帰るか・・と車輪を返したとき、公園に面した商店街の出口の、年季の入ったうどん店がフト目に入った。

 

そういえば、昼飯がまだだったな。何気なく店頭のショーケースを見ると、おや、カレーライスのサンプルが一番上に置かれている。

 

むむっ?カレー推しの店なのか??

 

そうなると、食べねばなるまい。開け放たれたお店の引き戸をくぐる。

 

店内は、13時過ぎているが席は結構埋まっている。客の年齢層は高め、というか、かなり高い。

 

なかなかに年季を感じさせる店内、入口上のテレビでは、吉本新喜劇が流れている。ここでは、昭和の時間が流れている。

 

さっそくカレーライスを注文。

 

最初、熱いお茶がでてきたが、カレーを注文すると、お冷が出てきた。この気遣い、すばらしい。

 

TVの吉本を眺めつつ、待つことしばし。

 

出てきたカレーは、屋や深みのある皿に、ルーがタプタプ。タプタプ。

 

壁付けテーブル表面の使い込まれ具合も、いい味出している。

 

深い色合いのカレーソースに、予め添えられた福神漬け。

 

ごはんの白と、褐色のソースに、アクセントの赤。

 

まさにカレーのお手本。いいね~。

 

一口食べると、まず感じるのは、スパイシーさよりも、グッと深い酸味。

 

この味、洋風カレーとも、インネパカレーとも、家庭カレーとも違う。

 

うどん・そば屋さんのカレーは独特のおいしさがある。

 

カレー南蛮のスープに用いることを前提に味付けされているからであろうか。

 

豚バラスライスのビロビロした食感もうれしい。

 

期待通りの味、あっという間に平らげてしまった。

 

さて、このカレー、価格はなんとなんと450円であった。

 

すばらしいコスパ。おそらく、地元で昭和のころから、長く愛されているカレーなんだろうな~。

 

新開地駅側から見ると、商店街の「大トリ」。目の前が湊川公園というロケーション。

 

 

(おまけ)

 

全国各地の戦国武将の銅像は人気で観光名所となっているが、時代がずれる楠木正成は注目度が低いかな~。迫力と躍動感にあふれた、神戸を代表する歴史系銅像だと思うのだが。